6月に入り、更新を怠っている間に関東は梅雨入りしてしまいました。
立て続けに出張や打合せや施主と家具確認などなどがあり・・・
おまけにやっぱり受講したくて、この土曜日には大阪までMOKスクールの受講へ!
行って良かった♪のですが、ブログ更新できませんでした(汗)。
という訳で・・・・
月初めに、青森へ蔵の気配り確認と矩形(かなばかり)の確認へ行ってまいりました。
「平面図」が建築物を横にスライスした投影図だとすれば、「かなばかり」は縦にスライスした所・・・と云えばいいでしょうか。断面図・断面詳細図よりも建物の高さ関係の基本になる図面です。
プランを考える時、平面的にだけでなく空間全体でどう見せるかを考えていくのですが、その時に大切なのが「かなばかり」。
大工さん達は、番付(材木の指示書みたいなモノです)と「かなばかり」を元に材木を刻んでいくわけですが、こちらの図面を元に原寸で高さを写した定規のような「かなばかり」を作成しています。
工場で機械による加工の場合は、プレカット図という図面の確認をするのですが、私はプレカット図の確認やこのかなばかり確認時、いつもかなり緊張してしまいます。
自分の描いた1本の線が、今度は原寸のカタチとなり構造を構成していく・・・
チェックを間違えると、上棟時に大変な事になるので(当たり前ですけど)。
緊張と変な高揚感。
今回もまた。
そして久々の手刻みな上に、伝統構法。
かなばかり確認は無事終了。
今回は約一名、ユニットのメンバーも一緒でしたが、「民家」の仲間なので?ワークショップで作業したいと訴え、「ちょうながけ」体験も。
「ちょうな」についてはまた今度♪
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