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   夏日ですね。そして、今日は長いタイトルですね(笑)。

南雄三さんが毎年神楽坂のあゆみギャラリーで開催している、スケッチ展。

本職評論家なので?必ず、トークが付いてます(笑)。

毎回、多才なゲストをお呼びしての開催ですが、今年初めて気がついたのですが先日参加させていただいた、BB研究会さんが主催されていました!

今年は三澤文子さんがゲスト。

大阪でご夫婦で設計事務所を主宰され、MOKスクールやJパネルの開発や住宅医セミナーなどに関わっていらっしゃる方ですが、昨日のお話を伺って、なんと正直で行動力のある方なんだろう・・・と、その素直な生き方にも感銘を受けてしまいました。

イギリスには「公認サーベイヤー」という、建物の総合的な診断をする方がいるそうで(前回のBB研究会の住宅の健康度とは、また違います)詳細な建物調査を行い、長持ちさせるための改修手法を提案するそうです。

岐阜県立森林文化アカデミー(昨年まで、三澤さんが教授をされていました)でも、この手法を参考に独自のノウハウを作り上げ、広く住宅医を育成しようとセミナーを開校されています。

日本の木造住宅は、悲しい事にその寿命が20年、30年などと云われるようになってしまっていますが、本来きちんとメンテナンスしていけば、長く住み続けられるものです。

ですが、そのメンテナンスには正しい知識が必要です。

住宅を病人に例え、住宅改修を治療・手術と比喩し説明する話は、なるほど理解しやすく、本当にこれから必要な知識であると感じました。

セミナー中、何回も「職能としての使命」と仰るのが私としては印象的で、安全で快適な「町の記憶を残す改修」(これは後からのキャッチコピーと仰っていましたが)は、事例も見せていただき勉強になりました。

リノベーションは新築に比べ大変というお話もあり、「開けてみないとわからないので・・・」という言葉に「だから、詳細調査が必要なのよ!」とは、まったくその通りです。

東京へも調査部隊を派遣くださるそうですので、古い建物でリノベーションをお考えの方、ご一報ください(笑)。

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スケッチ展は明日、5/26までの開催です。

トークには南さんのイラスト入りケースに入った、素敵な焼き菓子のお土産付きでした♪

●あゆみギャラリー:こちら

前回のBBセミナーの話はこちら


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