すまい塾のご縁で親しくなった、いいひすまいの設計舎坪木(牛尾)さん、アトリエオンド大島さん達と、南雄三先生の仕事場訪問をさせていただきました。

 Tako
 

「たこ焼きの材料持参」という指示が出ており、近くのスーパーで食材購入。

既に暗くなってしまった住宅街に、左官仕上げの外壁と板塀の素敵な住宅が現れ、同じ敷地の道路に面した場所に、先生の事務所はありました。

こじんまりとした空間は、執務スペースと打合せスペース、それに作業台兼キッチンコーナーの3つで構成され、なんとなく茶の間の体をなし、落ち着く隠れ家のようです。

Minami-02 先生の執務スペース。

片流れの屋根勾配をそのまま利用し、天井の低さが執務時に程よいホールド感をもたらしていました。

天井高さを考える時の、良いお手本のような・・・

ヒューマンスケールの大切さをここで改めて感じました。



事務所は新築とのことですが、母屋は大正時代の建物を断熱・気密リフォームして使用しているそうです。そんな母屋も見てみたかったのですが、帰り際に外観だけ拝見。外断熱仕様との事ですが、左官仕上げの外壁に、そのあたりの事もいつか伺ってみたいと思います。

さて事務所も外断熱(正確には外張り断熱)、そして屋根緑化。

6坪程の室内は、電気蓄熱式のヒーターのみで暖房されていましたが暖かい!誰かが出入りし、玄関ドアが開くと外気温が驚く程低い事に気づかされ、室内がとても暖かいのだと感じる心地よい暖かさ。

口に頬張ったたこ焼きの中身が熱くて驚く・・・・みたいな(笑)。こちらは、熱すぎですが、南先生の事務所は温い気持ち良さ。気になっていた、基礎断熱の事なども少し伺い納得。

Hifumi タタキ部分が一二三石仕上げのようになっていたので、ひび割れないのか伺ったところ、過乾燥気味になるので時々水をまくとのこと。確かに、温度は気持ち良かったのですが、私は少し鼻が乾きました。


本当は、3社で立ち上げる予定のサイトでの企画として訪問させていただいたのですが、すっかり南先生のペース?にハマり、楽しく海外放浪記録を読み、世界の街角のスライド上映を堪能し、時間が過ぎて行ったのでした。

南先生、ありがとうございました。

願わくば・・・今度は明るいうちに、母屋も含めその環境住宅を見学させていただきたいです!

 

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