お盆も過ぎてしまいましたが、皆さまお元気でしょうか。今年の夏も暑いですね。

もう先月の話になってしまいましたが、7/12(土)に工学院大学にて「このままでは伝統構法の家がつくれない」というフォーラムがありました。事前予約制でしたが250名の定員があっという間に埋まり、立ち見、場外でのモニター聴講まであり、意識の高さを感じさせられました。

伝統構法って、実は基準法では明確な位置づけがないのです。昨年の改正で、ますます造りにくい状況となっていますが、今回のフォーラムで国交省も伝統構法への一定の理解と動きがある事を知りました。但し、3年後にならないと具体的な研究結果とまとめが出ないようですが。

今回は、実務サイドから構造・意匠・技術者が、国の研究メンバーから研究者、国交省の方がパネリストとなり、熱ーい議論が交わされました。もっと聞きたい事があったのですが、5時間では時間切れ・・・という感じが残念でした。