大変久しぶりの更新です💦
11月も中旬を過ぎました、、、
街には既にクリスマス商品を通り過ぎ、おせちや年賀状の広告が出ております。。。
前回の更新が8月！！！
一体どういう事でしょう。時間の経つのは早いです(^^;
↓ 写真は先月の軽井沢でのパッシブハウス見学後に、
思わず購入してきた『おぎのや』の峠の釜飯。
久しぶりに食しましたが、やっぱり美味しかった〜٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪
（本文とは何の関係もございません。。。）
さてさて、夏にご依頼をいただいた店舗のお仕事が無事に竣工を迎え、
保健所の検査もクリアし、お店もリニューアルオープンの日を迎えたのが先月。
今日はその店舗の様子をお知らせします。
（Instagramには既にUPしております。）
ご依頼いただいたのは、小さなラーメン屋さんのリニューアル。
地域で10年営業されてきて、度重なる緊急事態宣言中にリニューアルしてしまおう、、、という
ご計画のようでした。
（このような飲食店さん、結構多かったようですね。）
最初にいただいたのは『蔵』と和風ののれんが掛かった店舗の写真。
「こんな雰囲気に変えられたら、、、」
「麹を使用した食材を多く使うので、味噌蔵のような雰囲気にもしたい。」
というご希望でした。
『海鼠壁（なまこかべ』風にもしたいとおっしゃっていたのですが、
店舗の『風』って樹脂や発砲スチロールなどを用いて造形する事が多いため、
ちょっと微妙ですよね、、、、？（私だけがそう感じるのかも？）
という事で、板張りの蔵のイメージでご提案したところ、
オーナーさん、従業員さん達も気に入ってくださり採用。
また、賃貸でサッシに手を加えられなかったため、
窓外には古建具の面格子を取り付け、目隠しと雰囲気を出しています。
同じく店舗入口もドア交換を行っていないため、
古蔵戸を固定しています。
それに合わせてオーナーさんが、古い車輪を用意され店舗外のオブジェに。
良い感じでマッチしました。
そしてオーナーさんの強っての希望。。。。
『杉玉を飾りたい！！！』
酒屋さんでは、、、？と思いつつも（笑）、ちょっといい雰囲気になりそうだな、、、という思いもあり、
杉玉取付用に屋根も設えました。
お店の小庇はもう少し出したかったところですが、いかんせん建物が結構道路側ギリギリに建っており、
敷地境界から出さないギリギリで美しくみえる出で攻めました。
街を歩くと、どうやって合法的にやっているのかなぁ。。。と思われる店舗も結構あるので、
オーナーさんからも、もっと出せないのか聞かれたのですが、
大家さんからも事前確認時に現状復帰が可能で、道路側の突起物については
警察や近隣から撤去を求められた際に困らないように、、、と言われており、
うちの事務所としても基本的に合法で出来る範囲での設計をしているので、
ご了解いただきました。
内部は土壁でご提案させてもらいました。
腰壁も天井も杉の板張り。
ご予算の関係もあり、当初天井材は別の仕上げでご提案していましたが、
打合せで杉材のサンプルや左官を見ていただくうちに、せっかくなら天井も本物を貼ろう！と。
その代わり、、、
板材、床の塗装は全て従業員さんやオーナーさん達がやって下さいました。
真夏のお盆の頃、、、暑くて大変だった！とおっしゃっていましたが、
従業員の皆さんの結束力が強く、とても仲良くいろいろな事をやられていたのが印象的です。
ビニールクロスでは出ない陰影が素敵な空間となりました。
オープン後 ↓
そしてトイレ、、、
何種類かご提案したタイルの中から、女性従業員さんの希望と、
『縁起が良さそう』という意見で選ばれたタイル ↓
矢羽貼りが縁起良さそうと、、、
↓ ミラーも大工造作で製作してもらいました。
とにもかくにも、お引き渡せ、オープンできてほっとしています。
店舗はスケジュールがタイトなのと、やはりオープン日を告知している、、、事もあり、
工事が遅れると胃がキリキリしますね😉
ところで、、、味噌蔵と言われたので、てっきり味噌ラーメンがあると思いきや！
普段は無いそうです😭（味噌ラーメン好きなのです。）
冬のシーズンだけ出す予定とか。
麺は私好みの中太縮れ麺でした😊
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