10月に入ったとは思えないほど暑い日が続きますね。
最終更新から1ヶ月以上、、、空いてしまいました<ΦωΦ>
現場がいくつか重なってしまった事に加えて、
見積用の図面UPなどが重なってしまい、、、(言い訳)
あれよあれよと9月が過ぎていきました。
その間に『松戸の終の住処』、スケルトンリフォームの現場も順調に進み、
お引き渡し直前!!!デス。
今日は松戸の終の住処、Kさんのお住まいで行った施主施工のお話を。
今回Kさんのお住まいでは、木部の塗装と個室のペイントが施主施工でした。
木部は『建具枠』『窓枠』『巾木』『床フローリング』などがありますが、
今回は『建具枠』『窓枠』『巾木』『軒裏』を塗られる事に。
この木部、、、
仕上がりによっては、木の素地のままが良いという方もいらっしゃるので、
必ずしも塗装をする部分ではありません。
ただし素地のままでも、よく触る部分、
たとえば建具枠や窓枠などには汚れ防止に
無色のオイルや、ミツロウを塗っていただく事もあります。
今回の枠材は野地木材さんの杉材。
ここの杉材は過去に何度も使用しており、
やはり施主施工でオイル塗装を施してもらった家もあります。
Kさんのお住まいは『匠の塗油』久米蔵色
この色も何度か使用している色。。。
実は我が家の木部も同じ色です。
夏の日差しと湿度の高い、ある1日。
施主のKさんご主人がまずは軒裏用の板材に塗装を。
この日、あいにく現場に行けなかった私。
そこに監督から連絡が、、、、!
「色が濃すぎる気がしますが、大丈夫でしょうか。」と。
施主施工のため塗料もKさんにご購入いただいていたのですが、
色を間違えたのではないかと。
確認してみたのですが、色に間違いはなく、、、
念のため事務所でも同じ杉材に同じ塗装を。
樹種により同じ色でも変化があるのは毎回の事なのですが、
どうやら今回は湿度と気温の高さが影響しているようでした。
考えてみるとスピカで施主施工される方、、、
お引き渡しの関係で冬が多いかもしれません。
気持ち少なめの塗料で塗ってもらえるよう、現場でKさんと打合せ再チャレンジしてもらいました。
巾木は床と壁の取り合いに付く材。
貼ってしまってからでは塗る作業が大変なので、
貼る前の材を大工さんに分けておいてもらい、施主塗装。
今年は(も?)残暑がきつく、早朝にご夫婦で短時間で作業されたとか。
そしてペイント作業も。。。
あらかじめご夫婦でカラーワークスさんのペイントレッスンに行かれての作業。
1階は左官なのですが、2階にあるご家族みなさんの個室は、それぞれの好きな色を塗られていました。
お父様のKさんと、娘さんのNさんが作業しながら
マスキングについて語っていたのが、仲睦まじく印象的でした♪
施主施工は家づくりの過程の中で、思い出にもなりますが、
作業そのものを楽しめる方でないと、オススメはできません。
また、現場の工程に合わせながらの作業となるため、お仕事のお休みとの兼ね合いもありますね。
そしてどの施工会社でもOK!!!
という訳でもなく、やはり監督さん達の協力無くしては難しいかなぁというのが実感です。
(お引き渡し後の施主施工は別です)
家はメンテナンスしながら、永く住まうもの。
ご自分達で手を掛けられた箇所は、またいつか自分たちで手を入れやすい場所でもあります。
セルフペイントの壁は、経年の汚れが気になれば上から再塗装も可能ですし、
木部もオイルを再塗装が可能です。
そうやって慈しみながら、住まいと共に年を重ねていく。
経年変化を楽しむ。
そんな暮らしを叶えられるのも、設計事務所との家づくりの醍醐味かもしれません。
↓ 塗装した材は軒裏へ。
↓ ペイント途中〜
色については、また次回。
今月はブログ更新行っていきますー
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。
よろしかったら、過去記事も♪
日本ブログ村ランキングに参加しております。
読んだよ!
のぽちっとクリックしていただけましたら、励みになります♪