女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

リノベーションの現場から_解体工事が終わりました。

 

先週末は夏至でしたね。

陽が伸びたなぁ〜と思っていたのですが、

少しづつ日中の時間が短くなっている不思議。

四季が曖昧になっている近年、暦と体感の乖離がすごいなぁと思わずにいられません。。。

 

さて、松戸のスケルトンリフォームの現場。

解体が終了し、追加の基礎工事→金物取付→設備配管と進んでいます。

新築と違い、リフォームは現況第一優先となりますので、

解体中もほぼ毎日、監督さんから連絡が。。。

日々、追われている感じとなります。(^^;;

 

それは事前の調査で確認し、予測していた腐朽や蟻害箇所とは別に、

予想外の箇所での劣化や、想定外の施工が見つかるからなのですが、、、

今回も ↓

 

 

蟻害は事前調査で確認済み。

バルコニー下は想定内でしたが、

雨戸の戸袋のためにカットされていた筋交い、

2階UB側の外壁や柱の腐朽などは予想外でした。

施主のKさんご夫妻にも現場で確認いただいた後に、補強や対処のご説明を行います。

 

今回行う耐震補強も、事前に補強計算は行っていましたが、

使用できない筋交いや柱が出てきたため、解体後の状況で再計算を。

そのため追われる感じに、、、

再計算した結果で、取り付ける金物に若干の変更があり、

追加で金物を取付けてもらいました。

 

よく質問をされるのですが、金物や筋交い、耐力壁は『たくさん付いていれば良い』

『たくさん付いていれば強い』という訳でもありません。。。

地震の際に偏った揺れ方をしないよう、偏心率という建物の重心のようなモノを

見ながら、バランス良い耐力壁の位置を探って計算しています。

そのため、現場の状況を確認しながらとなるのです。。。

新築より設計に手間がかかるかもね。。。と、

先日設計の友人と話したばかり。

 

↓ 今回は既存階段を残しての、スケルトンリノベーション。

 

 

築25年、筋交いプレートなどの金物は既存建物にはなかったため、

新たに筋交いPL、そして引き抜き力のかかる箇所の柱は土台に緊結するよう

必要な耐力の金物をしっかりと取り付けてもらいました。

 

折しも下越地方、山形、そして千葉沖、、、、と

地震が続いており、施主のKさんにも

「傷んでいる箇所も直してもらい、これで安心して暮らせますね。」と

仰っていただけました。

 

新しい杉材の柱が入った1階。↓

断熱工事がこれからなので、床下地は仮止めです。

 

 

そして2階。↓

 

 

現場での諸々の納まりの打合せも進み、

サッシ等の承認も済ませたので、ここからは新築現場と近い進行になります。

Kさんの望む、味わい深い空間となるよう、頑張りたいと思います。

 

今日の東京は梅雨の晴れ間♪

少しホッとしますね。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

 

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