女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

櫻を眺める住まい_ビンテージマンションを和のセカンドハウスへとリノベ

東京都武蔵野市 2018年12月竣工 築50年SRC造の1室

延床面積:約96㎡

サンカクスケールLLP(木村慶一級建築士事務所+スピカ建築工房)での設計になります。

築50年のビンテージマンションのスケルトンリフォーム。

『和の雰囲気を持つセカンドハウスとして使用したい』とのご希望から

設計が始まりました。

セカンドハウスのため廊下をなるべく無くし、友人を呼んだ際にも使用できるよう

開放的に使用したいとの事から、日本の伝統的な間取り『田の字プラン』としています。

 

古いマンションのため階高が低く梁が多い事、配管類は陶器、他の所有者の区分を通るなど

問題の多い案件でした。上階の配管が天井内にあり、既に水漏れが見つかったため、漏水センサーの

取り付けなども行いました。

竣工後、ご友人を招いて滞在されたりと気持ちよくご利用いただいているご様子です。

 

床は栗の無垢フローリング+畳+リノリウム/壁は漆喰左官仕上げ+エッグクロス/玄関タタキはモールテックス