那須高原での別荘のご依頼でした。
敷地内に高低差があるため、基礎を立ち上げ南側は室内側からは
森の中に浮いているように感じます。(落葉すると景が変わりますが)
真冬は使用しないとのご希望でしたが、念のためトリプルサッシ・床暖房などを
入れています。
コロナ渦に入り、冬期も使用する事が増えたためトリプルサッシと床暖房が過剰設備に
ならず良かったと言われています。
平家の屋根構面をJパネルで仕上げ、表しとしました。
玄関ホールに入ると高い勾配天井が出迎え、リビング入口をテンパーガラスとしたため、
LDKとの一体感で開放的な空間となりました。
寝室ベッド背面に通り抜けできるWICを設け回遊性を持たせたため、
コンパクトながら使い勝手が良く暮らしていただいています。
栃木県那須町 木造平屋 2019年5月竣工 サンカクスケールLLP設計