女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

Concept 4

経年変化を愉しむ_素材のこと

住まいは永く生活する場だからこそ、
使用する仕上げ材にはこだわって欲しいと思います。
自然素材は時間を刻む素材とも云えます。時と共に傷も付きますが、次第に仕上げの表情に深みを増していきます。
自然素材の持つ特性をご説明しながら、住まう方と相談しながら仕上げ材を決定しています。

スピカで主に使用する仕上げ材

いずれも手の触れる所で、魅力的に時を経ていく素材達。
床材には無垢のフローリングをお勧めしています。
床材や建具枠などの無垢材は時間をかけて味わい深くなっていきます。
フローリング樹種は住まい手さんと相談しながら、
ライフスタイルやインテリアのイメージに合わせてご提案します。
壁には調湿効果を期待し、また静電気の発生を抑える効果のある漆喰や珪藻土をお勧めしています。
色彩を愉しむために、紙クロス・和紙クロス・匂いの少ないペイントを使用する事もあります。