現在、ユニットで山梨県富士川町の古民家を改修中です。
先日は大工さんに来てもらい土台交換作業を行いました。
築75年の建物は外壁も土壁現し、新たに壁を入れる部分と開ける部分などがあり、既存の土壁を一部撤去することに・・・
ここで土壁の威力を目の当たりにする事になりました。75年物の土壁はかなりヒビも入り、柱との取り合いには隙間も。
それほど頑丈な作りではない下地の竹小舞を柱脇でカットしてみましたが、土を落とそうにも、しなりながらユラユラと粘ります。
結局全方向の竹小舞をカットして、ようやく土壁崩壊。
もくもくと立つ土煙が落ち着いた頃、土拾い開始です。
皆で丁寧に土を拾っていきます。
土壁は土に藁すさ等と水を混ぜ、発酵させて作りますが、壊れた土壁に水や藁すさを混ぜ、新たに土を足して発酵させる事で、再度使用する事が可能になります。
究極の自然素材ですね。
よろしかったら過去記事も
土の力~土壁の魅力-01
土の力~土壁の魅力02(半田)
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