293

既に先月ネタで大変恐縮なのですが、焼物を少ーしづつ集めているうちに、是非やってみたいと思っていたコト。

「金継ぎ」(銀継ぎもあります)。

これが出来れば、大切な焼物が割れてしまった時にも少しは悔やまれずに済むのでは・・・・と感じていました。

今回、民家再生協会のイベントで北越谷の「蔵で行う金継ぎ体験」という、素敵なイベントがあり参加してきたのです。実はずっと「かなつぎ」と思っていたのですが、正しくは「きんつぎ」と読むことも初めて知りました。

自宅から割れた陶器を持参するように・・・という指示があったのですが、我が家には「欠けた」陶器しか見当たらず。自分の中のイメージは、やはり割れた陶器を金銀で継ぐ、その美しさだったのですが、欠けも修復してみると、これはこれで良いものになりました。

この金継ぎの技術は日本独特のものだという事で、西洋では傷をわからなくする修復法なのだそう。金継ぎを施すことで、今までのものとはまた違う息吹を陶器に与え、それを愛でることのできる技術は日本らしいですよね。

参加者の方で磁器のマグカップを修復されている方がいましたが、磁器の金継ぎもなかなか素敵です。

本来は「漆」を利用するのですが、今回は一日教室のため「合成漆」の上に金箔を施し、それでも乾燥時間は必要なので・・・・蔵1階にある創作フレンチでランチ。

なかなか優雅な講習です(笑)。

この蔵は、実は民家の学校同期の友人が手掛けた移築再生物件だったので、一度見たいと思っていて、今回は美味しくて楽しくてためになる!と3拍子揃った素敵な講習!

そ~っと持ち帰った器達。この夏、そうめんにおそばにと大活躍でした。

2011-08-21

楽の蔵は北越谷から徒歩10分弱。HPはこちら
 

今日もアクセスいただき、感謝です。皆さんに幸せが訪れますよう。

↓日本ブログ村ランキングに参加しています。

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村