以前、お仕事を一緒にさせていただいた小川建設さんからお誘いいただき、本日オープンハウス見学に行ってきました。
狭小地に建つ、木造3階建ての住宅。
設計はメジロスタジオさん。
そぎ落とされた空間は、シンプルで潔い生活ができそうです。多勢見学されていましたが、お子さん連れのご夫婦が「機能よりも見た目を重視したって事だね」とつぶやいていたので、つい耳ダンボ状態に(笑)。
美しく暮らすには、あまりモノを出さずに必要最低限のみの露出にした方が良いのですが、それには日常のハレとケを使い分けるというか、雑多な生活感を醸し出すモノを隠す(笑)場所も必要です。
けれど、狭小地でミニマムな間取りを迫られると、その「ケ」をどうするか・・・・
そこをよく、私たち設計者は「モノを持ち過ぎる生活をやめて、必要なものだけの生活にしましょう」なんて、お話するのですが・・・言うは易し(笑)です。
私にも、捨てられないモノがあります。やっぱり。
今日、見学させていただいたお宅は、たぶん2階のリビングが「ハレ」で、3階が「ケ」となるのだろうなぁと推測しますが、私の友人の中にも著名な建築家設計のマンションに家族4人、生活感をうまく消しつつ見事に暮らしている子がいるので、暮らし上手は整理上手だなぁと思っています。
今日のお宅は外壁に樹脂入りモルタルという、普通は仕上げの一歩手前で使用する素材+撥水剤という仕上げをされていて、発想の柔軟さも感じました。
写真はインターフォンの上を照らす照明。
この灯りがポッと灯る風景も、見てみたいなと思います。
メジロスタジオさん、小川建設さん、そして公開くださったお施主様、ありがとうございました!
最後まで読んでいいただき、ありがとうございます!
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