女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

Q&A - よくあるご質問

Q1.

設計事務所と設計施工(ビルダー・ハウスメーカー)の違いがわかりません。

A1.

いわゆるビルダーさんやハウスメーカーさんは、内部で設計し施工も同じ会社が請負います。
会社によりますが営業設計が初回提案を行い、契約後に内部設計者に引き継ぎ、施工という所が多いようです。そのため、営業設計の段階でざっくりと施工金額が計上できる事が、予算を組む上でのメリットかもしれません。また、大手ですとモデルハウスを用意している所もあります。
ワンストップで施工まで行えるので、設計期間が短く引き渡しまでの期間も短いため、急いでいる方、現物を見ないと納得出来ない方に向いていると言えます。

設計事務所は設計と工事の際の設計監理を行います。
設計はドア、仕上げ材など一つ一つオーダーメイドとなり、ご希望や敷地条件、ご予算などを鑑みながら設計を行っていきます。また、モデルルームがないため、スピカで設計されたOBのお客様宅の見学やSOHO事務所の仕上げ材や雰囲気をご覧になっていただくようになります。
そのため、じっくりとお客様に向き合いながらの設計になり、少し時間が必要です。
施工に関しては、工務店やゼネコンといった施工のみ専門に行う会社が行います。
設計が終了した段階で2〜3社から見積を取り、金額調整後にお施主さんと施工業者で契約していただき、着工する事になります。
設計事務所は中立的な立場で工事費の適正価格の確認と正しい施工の確認を行う事ができます。

Q2.

建設地の対応エリアはありますか?

A2.

基本的には東京・神奈川・千葉・埼玉エリアになりますが、新築の場合は施工者を選出できる限り、遠方でも対応致します。遠方の場合、別途交通費等の距離加算をご相談させていただき頂戴しております。
過去『静岡県・青森県・栃木県』での設計実績があります。

Q3.

工務店が決まるまで建設費がわからない事が不安です。

A3.

初回のお打合せ事に、お住まいに対するご要望と共に工事費のご予算をお伺いしております。
ご予算とご希望内容に大きな相違がある場合は、事前にその旨をお伝えし、建設費のアドバイスさせてもらいながら設計を進めていきます。また、基本プランや仕様が決まった段階で概算見積をお出しする事もあります。今までの経験値から、最初のご予算と最終金額があまり大きく掛け離れる事はなく、概ね皆様ご納得いただいた金額で施工されています。

Q4.

敷地やリノベ物件が決まっていない場合でもお願いできますか。

A4.

はい、もちろんご相談ください。不動産業者を通じて、物件や敷地にご同行する事も可能です。

Q5.

リフォームやリノベーションもお願いすることが出来ますか。

A5.

どうぞご相談ください。スピカでは社団法人住宅医協会の認定資格『住宅医』、東京都の木造住宅耐震診断事務所登録、増改築相談員の資格を保持しており、竣工後の見た目はもとより建物を俯瞰して確認しバランスよくトータルに改修する設計を手掛けております。
リノベ、リフォームに関しては既存建物の状態により、耐震や温熱環境の整え方が変わるため、戸建て物件に関しては設計料とは別費用になりますが、事前に『建物現況調査』を行わせていただき、耐震診断も併せて行っております。

Q6.

希望がきちんと伝わらず、建築家の作品のようにならないか心配です。

A6.

スピカでは設計させていただいた案件を作品ではなく、事例と呼んでいます。
その空間で暮らす方を主体に考えているからこそですが、初回に充分なヒアリングを行い、ご要望を伺い、基本的にはお施主さんのご要望に寄り添って設計してまいります。
家づくりは取捨選択に迫られる事も多く、ご要望に対してメリットデメリットをお伝えしたり、アドバイスを差し上げたりしながら設計を進めていますが、想いが高じて迷走されてしまう方もいらっしゃり、そんな時はプロとして必要な事を進言させてもらう事もあります。
お施主さんと一緒に作りあげた住まいは、スピカでの家づくりらしさに住まい手さんらしさの加わった、唯一無二の住まいとなっていますので、ご安心ください。