女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

設備機器の大きさ~永く愛される家を目指して

Rei_3 昨日は設備設計の方と打ち合わせでした。

戸建住宅では、

設備の専門設計の方が入ることは珍しく、

建築士が設計し、

現場で設備業者と打ち合わせながら進行・・・

というパターンが多いと思います。

今回のプロジェクトはRC造、諸々の設備がらみも多く・・・・

たくさん相談させていただきました。

飯田橋の設備事務所から、午後は西新宿で打ち合わせ

飯田橋とくれば、神楽坂!

神楽坂とくれば、兼ねてより行きたかったmanjyu-cafe「Mugimaru2

(2って、1があるのか気になるところ・・・)に立ち寄りました。

古民家を改造した店内は、まったりした時間が流れ、

ネコちゃんがお出迎えしてくれます!

店名通り、蒸しまんじゅうのカフェなので、

私はチーズとさつま芋とコーヒーを注文。美味でした♪ 

同行者と「読書しながら、のんびり過ごすお店」と評しながらも移動があるので、

適当な時間で失礼しましたが、またゆっくり行ってみたいです。

今度は2階のお座敷で。

さて、設備のお話です。

住まいの設備は「キッチン・衛生機器・浴槽・空調などなど」。

永く愛されれば愛されるほど、どこかでメンテや交換が必要になってきます。

点検口や人通口(じんつうこう:基礎にある、人が通り抜けられる分の開口です)は、

もちろん必要ですが

配管類も取り換えられるよう「ヘッダー式配管」と呼ばれる方法が

これから主流になってくると思います。

配管交換よりも、その前に・・・・

各種家電類が先に交換になる場合が圧倒的ですが、

現在のお手持ちの洗濯機やエアコン、冷蔵庫にぴったり合わせて間取りを決めすぎないよう、

ご注意を。

家電の大きさは不変ではありません。

ミニマムに進むモノとは逆行して、洗濯機などは最近大きくなっています。

冷蔵庫は幅が小さくなっている物も、奥行が大きくなっていたり・・・・

据え付けるスペースと共に、出入口になる開口部の大きさにも注意です!

狭小住宅などで、スペースの確保のためミニマムプランを実行し、

家電買換え時に入らない!!!という事態にもなりかねません。

実は・・・・私も初期設計のお宅で、あわや入らない!

という事態になりそうだった事があるのです(苦)。

ある日、以前設計させていただいた方からお電話が・・・

「洗濯機を買い替えたいのだけれど、最新型はどれも入らないみたいなんです。」と。

幸いドアを外して入れていただき、事なきを得ましたが、ドア幅も注意です。

洗濯機は、メーカーによっては、原寸大のシュミレーション用の型紙を出しているところもあるようですよ。

写真は、私の事務所の冷蔵庫置場と思われる場所。

幅が大変狭く入るタイプがありませんでした。

築45年、当時は高級マンションだったそうです。

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