シルバーウィークは、いかがお過ごしでしたか?
一日は受講していた木工塾の最後の講座。一日は体調を崩し、家でだらだら(笑)。そして新しいプランのエスキス、読書、息子も交えて友人たちと手料理三昧・・・・
あっという間に5日間が過ぎ去りました。
本当は日帰りで白州に行くつもりだったのですが、体調を崩して断念。
でも、TVで高速の渋滞情報を見て、あの中に巻き込まれなくて良かったと少しほっとしたりも。
さて、何故、東大農学部?
実はNPO木の建築フォラムの木構造塾の会場だったため。
こんな事でもないと、東大の中に入る機会もないなぁ・・・と思いつつ、通い始めたのが6月のこと。講師は東大の稲山さんでしたが、知り合いの構造家の方に「意匠設計者が稲山さんの講義を受けて、どうするの?」と言われ、ちょっと怯んだのも事実です。
けれど、木造は構造設計者と意匠設計者の線引きが難しい構造でもあるので、と気を取り直し受講。何よりも、講師の稲山さんが研究者でありながら、実務者でもある方なので、実践的で大変学ぶ事が多い講座でした(難しい所も多々ありましたが(笑)。
今クールの最後の回は、講座後に稲山さんが設計した「東京大学弥生講堂アネックス」の見学と懇親会もあり、中に入ってみたかった私は、朝からワクワクしていました
セイホクギャラリー外観。こんな構造で教会や幼稚園などがあったら素敵ですねー
こう見えても木造だそうです。
稲山さん曰く、トップライトが要らなければ木質シェルをトラス(白いフレーム部分)でつながないで、木を利用できたのに・・・だそうです。
シェルの足元。
鉄骨造と言われたら、そうかもーと思ってしまいそうでした。
ギャラリー隣のエンゼル研究棟。
緑の中に、板張りの外壁が馴染んでいました。
意匠設計:河野泰治アトリエ /構造設計:東京大学木質材料学研究室
木構造と意匠が一体となって、美しい空間を創り上げています。
その後の懇親会で、受講生の皆さんが全国からいらしていて、その熱意に圧倒されました。
東京にいると、いろいろなセミナーを受講することが可能なので、あまり深く考えていませんでしたが、大変恵まれているのですよね。
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2件のフィードバック
WAWAWA@ガーデンハーモニーさん
コメントありがとうございます!
そうなんですよね、役割分担はもちろんある上で、
やはり相互で関わっていかないと・・・と思います。
外構・庭・建築・・・これらも切り離せないものですし。
セミナー類、首都圏の恩恵を感じて心して受講しないと!ですよね。
こんにちは。
ホント「鉄骨造」と言われれば、そうかも…と思ってしまいますね。
>木造は構造設計者と意匠設計者の線引きが~~気を取り直し受講
大賛成です。
私は建築に関しては素人ですから、言える立場にはないのですが、
どんな分野でも、ハード面や実用面と、ソフト面や意匠は、分離出来ないものだと思います。
(もちろん、実務上は役割分担がありますが・・・)
実用面からの必然で出来上がった、美しいデザイン・・・
これが理想の姿かなっ…と。
首都圏に住んでいると、セミナーの受講などでは、恵まれているんですね。
1回1回、貴重さを実感しないといけませんね・・・反省。