女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

奈良町散歩と大遣唐使展その2

忘れられそうな話題ですが、、、

GW最終日の奈良の出来ごとその2です。

大遣唐使展を堪能し、昨年駆け抜けてあまり観れなかった奈良町へいざっ!

目指したのは「ならまち格子の家」。

奈良町の伝統的な町家を再現したものだそうです。

 

Koushi1

「民家」がどっしりとしたおおらかな空間だとすれば、

「町家」は繊細で上品な空間でしょうか。

「民家」は外部と繋がっていくイメージですが、

「町家」は外部を自らに取り込んでいくイメージが私の中にはあります。

どちらも素敵で迷います(買うんかいっ!)

 

通り庭や中庭の存在が、空間を豊かにしています。

それにしても、内部で使用されている材の大きさが、民家に比べると細い!

 

Koushi2
この後、front-designの岩城さんと、地元の方ならでは・・・の、

奈良町散歩を堪能したのですが、

やはり町家の材は細く造ってあると教えてもらいました。

ついでに云うと、先日のMOKスクールでも、

京町屋などは上品さを求めるために材を細くしている・・・と教わりました。

奈良町は元は元興寺の境内だったそうで、「ならまち」というのは通称だそうです。

その元興寺も美しいお寺さんでしたよ。

 

Gankoji.jpg

たっぷり奈良町を堪能し、、、、

本来の仕事は何処へって感じですが、夕方からしっかり仕事(笑)。

翌日、用が済んでから志賀直哉邸を見学できたので、またつづく~

奈良町散歩と大遣唐使展1は、こちら

 

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