女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

まじめな家のサワラの浴室~木の家リフォーム

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住まいながらのリノベーション、まじめな家。

日々冷えてくる今日この頃、

銭湯通いは大変だと思っていたのですが、

前向きなご家族で「常連さんの背中流しの輪に入るのが目標です!」とおっしゃっていただいていました。

 

輪に入れたかどうか確認はしていませんが・・・

昨年、ご自宅のお風呂に入ってもらえるまでになっていました。

今年の冬は本当に寒いので、ひとまずほっ。

写真UPが遅れてしまいましたが、サワラの浴室が完成です。

 

水周りに木を使用する場合、樹種選びは大切。

ヒノキ、ヒバ、サワラなどを使用しますが・・・・今回はサワラを選んでいます。

 

打合せ最初から、浴槽は木!!!と決めておられたお客様ですが、

メンテやご年配の方が使用するには制約もあるので、

人工大理石の浴槽などもお勧めしてしていました。

今回は木製浴槽の特性などをご理解いただき、

高野槇の浴槽を入れました。

木製浴槽を永く使用するには使用後の乾燥が大切ですが、

長期間使用しない時には乾燥しすぎに注意!という真逆のような事が・・・

(こういう場合は水を張ったバケツを浴槽の中に入れておくと良いそうです。)

 

高野槙の薫る、心地よい浴室は床に冷やっとしにくい、

サーモタイルを使用し、腰壁をグレーがかったタイル貼り、

腰から上をサワラ張りとし、

ご年配の方もいらっしゃるので、

浴室はバリアフリー化し3枚引戸の入口にしました。

 

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