女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

心を満たす_この春の展覧会を駆け足で♪

日々の仕事で忙殺され、、、ハッと気づけば

チェックしていた展覧会が会期終了間際に。

ギャラリー間のRCR展はすでに終了。

いろいろ見逃した感のある冬でしたので、慌てて行ってまいりました!

『クマのプーさん展』と『アアルト展』

どちらも東京では4月14日までだったので既に終了していますが、

私の忘備録としてシェアさせてください。

 

 

『プーさん』はイギリスの作家AAミルンの書く物語。

ディズニーのキャラクターにもなっているので、誰しもが一度は読んだ事があるのではないでしょうか。

私も子供の頃から大好きな物語の一つでした。

物語と共に子供の私の想像力を掻き立ててくれたのは、

あの挿絵。

描きすぎず、されど絶妙な箇所に挿入されたイラストは幼心を虜にしました。

今回の展覧会ではEEシェパードのその挿絵の原画がメイン構成となっています。

イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバード博物館からやってきた原画で

会場はプーさんの世界観が拡がります。

 

 

原画を眺め、物語の一説を読んでいくと子供の頃の記憶が蘇ります。

出版された書籍の中に、私が手放せずに持っている1冊がありました。

↓ 帰宅してから思わず再読♪

 

 

会場限定のグッズも豊富で、今回2回目、、、といういいひさんと共に

迷いに迷い、マグカップをお連れしました(笑)

どのキャラクターも愛すべき個性を持っていますが、

中でも私が大好きなのは「ピグレット」!!!

可愛すぎます♡

 

 

さて別日、東京ステーションギャラリーでのアアルト展へ。

本当は葉山の美術館でやっている時に行きたかったのですが、

見逃してしまい、、、、

↓ 建築家アルヴァ・アアルト(1898-1976)

 

 

フィンランドの有機的な作品で知られている(というか、そう思っていました)建築家ですが、

この展覧会では、アアルトの足跡を辿りながらいろいろな面を知る事ができました。

いつか訪れてみたい「マイレア邸」「カレ邸」などの住宅以外に

私が思っていたより多くの公共建築を手がけており、

有機的な建築よりモダンな印象が意外と強く、そしてとても野心家な人だったのだなぁと。。。

そしてドイツの写真家「アルミン・リンケ」撮影のアアルト建築の写真が

透き通るような空気感の中でアアルト建築を表現していて、とても美しく魅了されました。

 

↓ 有名なアアルトデザインのアルテックの椅子。

一番上はスツール60用のミナペルホネンのカバー。座りやすく発色もきれいでした。

あとで調べたのですが、この色は展示用みたいです。。。

 

 

そして今回アアルトの最初の奥様、「アイノ・アアルト」の素晴らしさを知り

思わず書籍を購入してきました!

 

 

東京は終了してしまいましたが、

『アアルト展』は青森県立美術館にて4月27日〜6月23日

『クマのプーさん展』はアベノハルカス美術館にて4月27日〜6月30日

それぞれ開催されますので、お近くの方は是非。

 

時代を経ても色褪せないデザイン、物語、住まい、家具。

私も丁寧に仕事を続けていこうと思った春です。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

 

よろしかったら、過去記事も♪

HOUSE OF HYGGE(ハウスオブヒュッゲ)~憩いのひととき

メキシコ旅行VOL7_バラガン自邸つづき

テーブルと椅子の優しい関係

 

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