女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

大切なのは、どう暮らしたいのか

 

ようやく暖かい陽気となりましたね!

ギャラリー展を行っていたため、ちと浦島太郎気分でしたが、

今週は通常営業に戻り、現場や打合せに出ております。

目黒川の桜も咲き揃ってきていて、今週末が見頃でしょうか。

 

先日、ご相談に見えた方とお話をしていて思う事があり、

今日のブログ記事にさせてもらいました。

 

日々、この仕事をしながら思うことは都度都度あり、、、

設計の仕事は多岐に渡るのでトータルに考えながら

プランをご提案しているのですが、

家づくりを行う方にとっては一生に一度に近い、大きなお金が動くことでもあるので、

お金に関しては最小限のコストで(大抵そうですよね。私もそうです。)、

希望は目一杯。

その中で様々なことを取捨選択していくことになります。

 

大切なのは、どう暮らしたいのか。

 

ご相談に見える方とお話をしていると、こう思うことも多く、、、

もう、これに尽きるのでは?と思ってしまいます。

 

「どう過ごしたいのか」「どう暮らしたいのか」「何に困っているのか」

 

こちらの方がずっと重要で、、、

『間取りは◯LDKで、広さは◯畳以上必要』

ハウスメーカーさんなどに依頼する際は、それでも良いのかなぁとも思いますが、

たぶん多くの設計事務所では、「暮らし方」に重きを置いて設計されているのでは。

そして私もそうやって間取りをまとめていくので、

最初に家づくりアンケートに記載いただいています。

 

アンケートを書いていくと、ご自分たちが何を望んでいるのか、

考えていかないといけないので、「家族で話し合うキッカケになりました!」と

言われる事も多いのですが、アンケートの中でも、ご自分たちのその気持ちを最初から

言葉にできる方もいらっしゃるので、すごいなぁと思います。

(なかなか、難しい事だと思います)

 

少し話が逸れてしまいましたが、

『広い家ならのびのび暮らせる』とも限りませんし、

『収納がたくさんあれば、片付く生活が送れる。』訳でもないのです。

設計者は「暮らしの希望」をお聞きしながら、

どう暮らしていけるか、間取りの練り上げ

ご予算と照らし合わせながら、ご提案していく。。。

最終的な取捨選択をする際には施主さんに寄り添い、

その時最善の選択となるようアドバイスする。

 

そうして出来上がった住まいが、皆さんにとって心地よい、

暮らしの核となるものであれば良いなぁと感じます。

 

今日は、ご相談に見えた方々や、

ギャラリー展にいらしてくれた

すでにお住まいを持たれた方々と接して感じた雑記でした。

 

現在、見積の最終調整を行っているため、

ここでも『どう暮らしたいのか』は大きいなぁと感じています。

良い住まいになるよう、頑張りま〜す!!!

 

↑ 実は私の住まい近くの目黒川は、昨日の時点でまだ8分咲きでした♪

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

 

よろしかったら、過去記事も♪

春爛漫_桜の下で

心地よさを追求する「好き!」を住まいに_旅から連れて帰ったタイル♪

 

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2件のフィードバック

  1. spicaさん
    イベントお疲れさまでした。
    次にお会いするときにいろいろ聞くのがとっても楽しみです。

    設計するときの大切なこと、まさにそれですね。
    どう暮らしたいのか。

    ここに焦点を当てるとその人、その家族なりの癖や考え方がはっきりと見えて
    どこに重きを置くべきか
    はっきりしてくる感じがします。

    私もがんばろうっと。

    1. asakoさん、コメントありがとうございます♪
      設計で大切なのは、本当にこういう事ですよね。
      原点だと思うので、私も常に頭に置いておこうと思います。
      (コストや諸々でそこから逸れてしまう方もいらっしゃるので)
      次にお会いする時が楽しみですー

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