すっかりご無沙汰しているうちに、、、9月となりました。
まだまだ蒸し暑い東京。そろそろ秋の声を聞きたいですね。
9月に入り、吉祥寺にてユニットでのマンションリノベの工事が始まります。
ユニット仕事ですが、今回はインテリアを私一人で担当させていただきました。
こちらも和モダンでとても素敵になる予定〜(*´꒳`*)
さて、今日は少し前のお話を。
現在、設計中の松戸市のスケルトンリフォーム。。。
Kさんご家族は20数年前に注文住宅を建て、お住まいになっていました。
ご夫婦も年齢を重ねられ、二人のお嬢さん達も成人され、
定年を迎える頃になり、リフォームを考えられるようになったそうです。
今のお住まいも気に入って暮らしていらしたそうですが、
竣工直後から不具合が多く、お子さんが成人されてからは
間取りも使いづらく、、、
何より、自分たちが「自分らしく」暮らしたいという気持ちが強くなったそう。
奥様のYさんから、古民家で使用するような古い建具を入れてみたい。。。
気になっているアイアンの工房がある。。。
と、お聞きしていたので、ご一緒してきました。
写真は前述のアイアンの工房でのもの。
とても良い雰囲気だったので是非入れたいなぁと私も感じました。
そして古材屋さん。
こちらは私の友人でもある、木場の古材屋さん。
前もって希望の建具とサイズを伝えておき、Kさんご家族と伺ってきました!
↓ 灼熱の木場!!!
建具の他にも古材も見てみました。
かなり暑い日だったのですが、
「お宝探しみたいで楽しいです」と、
Kさんご家族は目をキラキラさせて、いらっしゃいました。
実はKさんご夫妻、物事をじっくりと検討して決めるタイプ。
ご自身も「今日、購入するものを決められるだろうか」とおっしゃっていました。
私も今日は見ていただいて、また後日最終決定をしていただこうかな?と
考えていたのですが、、、
とても気に入られた建具が見つかり、、、
また、予定していたよりも古い建具を入れる箇所を増やす事になりましたが、
↓ 数枚の建具を決定しました!
古材や古い建具は、、、
「古いから安い」「コストダウンに繋がる」と思う方もいらっしゃいますが、
そのまま使用できない建具の場合は、いろいろと調整が必要になります。
今回は高さが合わないモノには「袴をはかせる」と云う、
別の材を足して調整する事をします。
それでもケヤキ材の一枚板の建具や、細工の施してあるものなど、
新規に製作してもらうと、大変高くなってしまう建具が
手の届く金額になるのも事実。
その辺りを理解した上で採り入れてくださいね!
Kさんの住まいも、古い建具の魅力を活かした空間になるよう、打合せ中です。
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。
よろしかったら、過去記事も♪
古材を再度使用できる、伝統構法の良さ_ナラノキのいえ解体工事Vol.2
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