東京は桜がチラホラ咲き始めましたね。
花冷えのような土曜日、かねてからお話を伺っていた、
アトリエフルカワの古川さんが設計された、
わらしべの里共同保育所(@熊谷)の完成見学会へ
設計の友人たちと行ってまいりました。
保育園や小学校の設計は、この仕事を始めた頃からの私の憧れ。
子供が生まれてからは、尚更その気持ちが強くなりました。
自分の子供たちも、出来ればこんな自然素材あふれる空間で、
保育や教育を受けさせてあげたかったなぁ。
この建物は木造の準耐火構造とする必要があるため、
燃えしろ計算を行い、実際の構造材のサイズよりも大きな部材を使用しています。
木の溢れる空間は、屋根に集熱パネルを取付け、
屋根の暖気を床下に送るシステム「そよ換気」を取入れています。
当日はメーカーの方にこのシステムの説明もお伺いしました。
以前、同じ会社の「そよ風」の説明を伺ったことはありますが、
こちらの「そよ換気」は始めて。
原理はシンプルでコストも「そよ風」に比べるとリーズナブル。
大きな空間では補助暖房になってしまいそうですが、
住宅でしたら設計の工夫次第では、メインに使用することも可能だと感じます。
写真上部の機械が屋根の集熱パネルにダイレクトに繋がっているそうです。
ふんわか温かい床は低温式床暖房のようでも、
最近流行りの床下エアコン仕様のようでもありました。
杉の床材の園舎では、これから子供達の声が響き渡るのでしょうね。
いつか木造の園舎設計を行いたいなぁ。。。
と、友人達と話しながらの帰路。
写真は撮れなかったのですが、車窓では菜の花が満開でした♪
見学会を開催くださった、
アトリエフルカワの古川さん、事業者の皆さま、ありがとうございました。
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。
日本ブログ村ランキングに参加しております。
読んだよ!のぽちっとクリックしていただけましたら、幸いです♪
2件のフィードバック
スピカさんこんばんは。こんな素敵な保育園に通える子供たちは幸せですね。そよ換気はそよ風の姉妹版みたいなのかしら?別の会社の太陽熱を集熱パネルに集め暖房するシステムに興味があったのですが情報が少な過ぎて断念したのです。スピカさんの夢がかないますように。
aoaoさん、こんばんは。いつもコメントありがとうございます♪
そよ換気はそよ風の廉価版で、風量が小さいので床下の温度も少し低いようです。
aoaoさんのお家は高断熱高気密なので、少しの熱で暖まり、そよ換気なども向きそうですね。