女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

錆蛍の壁を持つギャラリー要素の廊下_千鳥のいえ増築工事

松の内も過ぎ、鏡開きも終わり、

お正月気分もすっかり抜けましたね。

今年はブログの更新頻度を上げよう!!!と思いつつ、

年始から見積用の図面UPに追われ、

今年2回目の更新です(^^;;

 

昨年、ユニットで手がけさせていただいていた、

増築工事。。。。

UPする予定で途中まで書き溜めていたため、

写真の植物がすっかり秋です。。。。↓(しかも2017年(^^;;)

 

「千鳥のいえ」は以前、私が設計させていただいた、

伝統構法+土壁の家。

合板やビニールクロスなども使用せず、昔ながらの木組みで

筋交いも入れず、貫と木ずりと土壁のみで耐力壁を取り、

耐震基準の厳しい静岡県の基準もクリアした建物です。↓

敷地内にはユニットメンバーで設計したRC造の別荘と、

伝統構法の蔵があります。

このRC造とゲストハウスとして利用している、千鳥のいえを廊下で繋ぎたい。。。。

しかも、合法的に(旅館などで屋根のみでつながっている廊下は合法です)、

壁もある状態で、、、、

というご要望に、かなり苦戦しましたが確認申請も通り、

完了検査も合格し、お引き渡しできたのが昨年の10月。。。。

引き渡しがバタバタとなってしまい、竣工写真が撮れていませんが、

担当した木造部の見せ場はこちら↓

地窓とその上の壁は蛍壁。

まだ錆が少ししか出ていませんが、予定では波のようにグラデーションとして

錆の波が出る予定。(左官職人のFさん泣かせでした。)

 

この木造部が、同じ敷地内に建つユニットで手がけたRC棟と繋がっています!

引き渡しギリギリだったため、左官仕上げを乾燥するため、、、

工事用扇風機が写り込んでいますね^_^; ↓

 

途中には森に囲まれたようなテラスを配し、

気持ち良いテラスと、お客様にも大変喜ばれ一同ほっとしました。

木造部とRC造部を繋ぐ事で、今までの良い雰囲気が壊れるのではと、

設計中に何度もユニットメンバーで話し合いましたが、

RC部もなかなか良い雰囲気となり、

ユニットでやらせていただいた甲斐のある仕事となりました♪

また伺う機会がある際に、きちんと竣工写真を撮らせていただこうと思います。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

よろしかったら、過去記事も♪

仮組み_千鳥の家増築工事

竣工5年_千鳥のいえ

千鳥のいえ~和のしつらい01

日本ブログ村ランキングに参加しております。

読んだよ!

のぽちっとクリックしていただけましたら、励みになります♪

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

カテゴリー
アーカイブ