女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

仮組み_千鳥の家増築工事

梅雨に入ったというのに、暑さの心配をするような今日この頃。

日本の四季も曖昧になっている感じがしますね。

ここのところ、ブログ更新が滞りがち。。。(いつも?)

熱海の増築工事の現場も着々と進んでいますので、

少し現場の記事をUPしたいと思います。

 

ここは築6年になろうとする、ゲストハウス。

敷地内にはユニットで手がけたRC造の本館と蔵、

そしてスピカ建築工房で手がけた、木造の離れがありました。

 

 

今回、2期工事としてRC造と木造をつなぐ事になり、、、

建築基準法上、そして構造上成り立たせるため、

かなりハードルが上がってしまい、小さな空間なのですが、

施工の難易度も高く、現場は右往左往しています。

配筋検査も4回!(平家なのに、、、、)

RC部と木造をつなぐため、エキスパンションを計3箇所取っています。

 

木造部は離れと同じく、手刻みの伝統構法。

小さいけれど、柱梁に「貫(ヌキ)」そして小舞を掻いた土壁で

構成された建物となります。

RC部の打設が終わると、木造部の建て方。

建て方前には、「仮組み」が行われました。

 

刻んだ材木を仮に組んでみるのですが、ここで確認してまたバラして

現場に運んできます。

機械で行うプレカットには無い作業。

手仕事ならではの作業です。

組んだあともバラして移動する事ができるため、

古民家移築や再生などが可能なわけですが、

伝統構法の現場では、日本の伝統技術の素晴らしさを感じます。

 

RC部の最後のコンクリート打設は来週。

上棟は今月末の予定です。

お陽さまが味方についてくれますように(๑ↀᆺↀ๑)✧

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

素敵な週末を!

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

 

よろしかったら過去記事も♪

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竹小舞~美しき下地材

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