今月始めの穏やかなお天気の日に、「千鳥のいえ」の引渡しを終えました。
この物件は伝統構法で建てる事が決まっていたので、設計が始まると同時に工務店探し・・・
何軒か大工さん達をあたり、当時たまたま青森でのリフォーム物件が竣工する事もあり「比較的近所?」という(せっかく北海道に来たから的な距離でした、今考えると。)事もあり、急遽寄らせてもらったのが、日沢建設さんでした。
伝統構法を手掛けている工務店は、どこも皆さん熱い想いを持っていて、日沢さんも例外ではないと思いますが、同時にとても柔軟な考え方も持ち合わせている(それでも、私とぶつかる事もありました)、バランスの取れた工務店。
架構の相談から始まり、山の木を伐る所からのお付き合い。途中、アクシデントもあり本当に長いお付き合いとなりました。
施主も青森まで行き、使用する木を見てもらったりと、一から造り上げた感があります。
写真は工事に関わってくださった方々。
お疲れさまでした。
ブログに載せよう!と思いついたのが遅かったため、他の大工さん達が引き揚げてしまったのですが、ユニットでやらせてもらった蔵の棟梁の写真が撮れなかったのが残念。
これからメンテで長いお付き合いになっていくだろう日沢建設とお施主さん。青森と遠いのですが、関東での仕事が多く、他の物件を見ながら回ってくれるそうです。
うちの事務所では初めての土壁。今回はゲストハウスだったため、外壁側に断熱はされていませんが、今後外張り断熱と土壁という物件を手掛けていきたいと思っています。
毎度引渡し後の寂しさ症候群・・・お嫁に出した気分です(笑)。
今日もアクセスいただき、感謝です。皆さんに幸せが訪れますよう。
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