女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

北の大地と空き家問題その1_ワタクシゴト

ここ数日の東京は涼しく、過ごしやすいですね。

ブログ更新、またまた間が開いてしまいました!

 

今年は義母の17回忌。

先日は法事で久しぶりに夫の故郷、

北海道入りをしてきました。

 

義母が亡くなってから、夫の実家ではいろいろな事が噴出し、、、

現在、義父は義弟と共に北海道の別の地で暮らしています。

実家が空き家になって、既に10数年。

時々、義弟が風を通しに行ってくれていますが、

敷地内にある老朽化した納屋は取り壊し、

モチロン、畑は無くなり、住居用の建物が残るのみ。

 

夫は3兄弟。

一番下の義弟は旭川市内にいますが、結婚し、住まいも持っています。。。

真ん中の義弟は転勤族。

独身で道内を義父と共に転々としながら、、、

10年程前に中古住宅を購入しており、、、

そう、、、

実家は戻る人の居ない空き家となってしまいました。

 

日本の空き家問題は深刻化しており、

23区内でも最初に消滅する「区」があると囁かれていたりしますね。

実家は空港からは近いのですが、最寄り駅は遠く、、、

周囲にはお店もなく、、、

北海道ですから、見渡す限り田畑。。。

当然、お隣、、、と呼べる方は少し離れていて、、、

車が無いと生活できません。。。

売るに売れない場所。。。

そしてまた、古い土地にはよくある話ですが、

奥の畑の方は、実家の土地を通らないと入れない状態らしく、

夫兄弟は見知らぬ方に売ってしまい、

奥の方に迷惑が掛かるのは避けたい模様。

 

子供が我が家にしかいない事、息子が農学部で学んでいた事から、、、

数年前から、うちの息子に白羽の矢が立っており、

相続しないかと声を掛けてもらっていましたが、

本人は「無理!!!」

 

少子化や

過疎化や

東京集中型の

日本の抱える問題の縮図。

 

我が家だけでなく、

きっと同じような問題を抱えたご家族は全国にいらっしゃるに違いありません。

空き家も場所によっては、シェアハウスや民泊などに活用できるのかもしれませんが、

夫の実家では厳しい状態です。

 

法事の度に話題に上がっていましたが、

今回、奥の土地の方に家付きで引き取ってもらえないか、、、

打診する事になりました。

 

農家が多い地域ならではの、対処法でしょうか。

ちょっと長くなってしまったので、続きはまた。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

 

よろしかったら過去記事も♪

北の大地その壱~13回忌、義母がくれた風景

 

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