紅葉が美しい季節になりましたね。
気付けば既に11月。
ブログに記しておこうと思いつつ、
なかなかUP出来ないでいた記事をひとつ。
今日は私の親としてのひとり言です。。。どうぞお付き合いください。
東京に住んでいる事もあり、息子たちは自宅通学。
地方に住んでいらっしゃる方ならば18歳で旅立ち、、、、
という事にもなると思いますが、
結婚でもしなければずっと家付き息子になってしまうのでは?!と、
早くから自立を促してきていました。
親の心配も何とやら。
今年4月、長男が就職し、
そして素敵な伴侶も見つけて6月に無事に巣立っていきました。
私が思っていたよりも早く結婚しましたが、
こうなる事を望んでいたような気もします。
お相手は、、、、フランス国籍の息子と同い年のお嬢さん☆
息子の初海外旅行は、数年前の私といいひさんのイギリス・パリ旅。
南さんのツアーにかこつけて、途中離脱でパリまで足を伸ばした旅でした。
詳しくはこちら。
たまたま、幼馴染のお嬢さんがイギリス留学していた事もあり、
息子はツアーとは別に英国入り。
いいひさんと宿泊していたホテルにやって来て、
ちゃっかり南さんに奢っていただく自由さ。
その後、いいひさんと三人でパリのアパートメントホテルへ。
その場所がセーヌ川沿い、St-MICHEL駅近くでした。
ここを拠点に3人それぞれパリを満喫したので、
パリの地理感もここから、、、、
さて、その翌年。
息子はバイトで貯めた貯金を元に、ひとりヨーロッパ旅行へと旅立ちました。
目的はヨーロッパの造園・花文化を知る旅、、、、、
当時農学を学んでいた彼は園芸方面に気持ちが移っていたようで、
向こうで働けないか画策していました。
というと、聞こえは良いですが、実質は遊学?
いろいろな国を巡り、友人にも恵まれた旅だったようです。
その際、パリでは地理感のあったSt-MICHEL駅近くを拠点にし、
彼女と知り合ったとか。
その旅は、始めはヨイヨイ、、、、
その後は大変な旅となったのですが、無事に帰国してきました。
実は息子はナポリで強盗に遭い、
現金のほとんどを取られてしまい、
持っていたのは
帰りのオランダからの飛行機のチケットと、
鉄道のチケット、
そして予め予約していた宿が数カ所。
鉄道の遅れなどもあり、
駅で野宿したりしながらの旅、
予定のオランダに入る事ができず、流れてパリへ。
そこで心優しいパリの方々に救ってもらい、
オランダから無事帰国したのですが、
その時に助けてくれた一人が彼女でした。
そんな彼女に恋してしまった彼は、
帰国してからフランス語習得に命をかけ(笑)、
バイトと大学だけの日々。
若いって、
恋って、
すごい!
と思いながら見守る家族。。。。
そしてお付き合い出来る事になってからは、
長期休みにはほとんどフランスへ行き、
結婚のために就活も早々に終わらせ、
国際結婚の手続きをしていました。
パリの市役所付きの教会で、
結婚誓約書にサインをしたと連絡をもらったのが、
昨年12月末。
そこから日本での入籍を済ませ、
VISA申請手続きを経ての来日。
残念ながら、私の父が生きているうちには間に合いませんでしたが、
息子が国際結婚する話を、
目をまあるくさせながら聞いていた父も喜んでいると思います。
私は彼女とは、昨年の春に「暮らしと家」でのミラノサローネ旅の前、
パリで初めてお会いしています。
実はいいひさんにもお付き合いいただいていました。
初めて会った彼女は、心優しい素敵な女性。
そのときもSt-MICHELで待合せ♪
あのとき、、、
いいひさんと3人でSt-MICHELに行かなくても、
二人は出会う運命だったのかもしれません。
けれど何か感慨深いものがありました。
そして、あの日、、、
こんな日が来るなんて思いもしなかった事が起こり、
人生って本当に不思議で素敵だなと感じます。
どうか二人が末永く幸せに暮らしていけるよう、
心から祈ります。
そしてこれから結婚する方々、
恋愛中の方、
恋を捜している方!
すべての方に祝福がありますよう。
ここまでのプライベートなお話にお付き合いくださり、
ありがとうございました。
現在、息子夫婦は割と近所に住んでいますので、
ちょくちょくやってきます。
私の夢は、いつか息子達がフランスに行ってしまったら、
それにかこつけヨーロッパ旅をする事☆叶いますように〜
今日もありがとうございました。
写真は夏の花火大会にて、お嫁さんに着付けした浴衣姿。
息子達の他の記事よろしければどうぞ。
子育て期間は長いようでいて、ある意味短くもあり