お久しぶりの更新です。
ボヤボヤしていたら、、、、12月中旬!!!
もうすぐクリマスマスですね。(^^;;
現在進行中の現場廻り、もうすぐ見積出しの図面、新規のお客様からのご相談、、、
ありがたくも、そんな充実した我が事務所なのですが、
そんな中、11月に次男が膝の半月板手術で入院!!!
前からわかっていた事なので、大した話ではないハズだったのですが、、、
蓋をあければ保存療法という、切れた半月板を縫って戻す、、、が
可能な状態だったため、予期せぬ入院10日間、術後ギブス2週間、
そして松葉杖生活6週間。。。
一時的に要介護者となっていた息子でしたが、ようやくギブスが外れ、
装具を付け、松葉杖で会社にも行けるようになりました。
お正月には普通に歩けるようになるようですが、長い。。。。
息子のオペ終了後のドクターの話では、
「息子さんのご希望では入院4日で翌日から出勤との事でしたので、
退院も出勤もOKは出せますが、現実的には無理ではないでしょうか。
膝も曲がらないですし。」
ええ、おっしゃる通り。
そもそも自宅は狭小3階建。
膝の曲がらぬ状態で、松葉杖の息子が生活できるのだろうか、、、
若いから何とかなるかなぁ。。。
漠然と生活はできるだろうなぁとは、思っていましたが、、、
というのも実は私、18歳の時に膝の前十字靭帯の再建手術をしており、
約半年間病院で生活した経験があります。
その後も医療の日進月歩により、、、、
12〜3年おきに同じ場所、同じ手術を計3回ほど受ける事になり、
車椅子や松葉杖生活はトータルすると7〜8ヶ月の経験者^ – ^
なので初松葉杖の息子にダメ出ししたり、
使い方の指導をしたりして。。。。笑
さて、退院日。
玄関の段差。
ここに手すりを兼ねたフックがあり、まずはそこを掴む息子。
松葉杖での階段の昇降は何とか可能。
ただ、下りは面倒との事で片足ケンケンで。
こちらは新たに階段につけた手すりを摑まりながら。
洗面所には小さな椅子を置き、
腰掛けながら身支度。
浴室は、シャワーバーが手すり兼用にしたため、
浴槽内の手すりを摑まり、浴槽の縁に腰掛けながら
シャワーバーをつかみ洗い場に移動。
自宅のリノベ時に、、、、
バリアフリーを考えなかった訳ではありませんが、、、
住宅医の検定会でも、バリアフリー対応についてはかなり評価されますし、、、
ただ、我が家は狭小3階建。
ホームEVを入れる余裕もない、建坪約8坪。
本当に必要に迫られる生活になった時の事を考えた結果、
立地を活かし賃貸とし、自分たちはマンションで暮らす。
という選択もあるのではという結論に至り、
バリアフリー工事としては、
・浴室の段差解消
・浴室内の手すり(一部)
・階段の手すり設置
・玄関の手かけ
ほぼ手すりのみの最小限の対応を施しました。
、、、ですが、今回これが大変役に立ちました。
もちろん、息子が車椅子で退院してくるような事になれば、
もうお手上げですし、まだ23歳の若さでの松葉杖生活だったので
手すりのみで生活できたのだろうとも思います。
けれど、あると無いとでは生活の質(QOL)が大きく変わる手すり。
高齢者の方でも、まだご自分で生活する力が残っている方でしたら、
手すりのような体を支えるモノがあれば、
ゆっくりとでも日常生活を送る事も、
そして体力の衰えの進行を遅らせる事ができるのだと思います。
例えばお布団での生活者でも低い位置から使用できる手すりを設置する事で、
お布団から起き上がり、、、
そこからゆっくりと立ち上がる手助けも出来るでしょう。
それをいつ取り付けるか、、、
悩ましいなと思いますが、「介助するモノ」らしくなく、
インテリアに馴染むモノでしたら、最初からあっても素敵ですよね。
例えば ↓
ペーパーホルダーを兼ねた手掛け兼シェルフ。
既製品の味気ないものよりもインテリアに馴染み、
いつか必要になった時に役に立つ。
そうやって、暮らしを愉しみながら安全に生活できると良いですね!
息子の松葉杖生活もあと10日ほど。
我が家の手すり達にも頑張ってもらいましょう♪
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。
よろしかったら、過去記事も♪
年を重ねてのリノベ。家づくりhistory_りすと暮らすいえVOL.1
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