女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

シャビーシックな床材~その2_DIY編~

ブログカテゴリを整理していたら、、、、かなり前に書いていた、

今日のタイトルが出てきました。

(時々、思いついたタイトルを下書き的に書き留めています)

これは以前事務所で借りていた、目黒のレトロなマンションのDIYの記事。

その後の一軒家でもDIYでリノベを行い、

同じ床材を使用したので今日は備忘録としてお付き合いくださいませ。

 

約5年借りていた目黒のマンションは築50年ちょっと。

エレベーターもなく、スチールサッシ、配管も古い、、、

とあまり良い所が無さそうな古いマンションでした。

ですが、広い階段、中庭のあるゆったりした造り、

南北にある開口部は夏は気持ち良く風が流れ、

9月に内覧に行った私は、そのレトロな佇まいに完全にノックアウト!

(冬は寒かったデス)

 

じむ

 

素敵な場所ではありましたが、

残念ながらキッチンの床はCFシート、事務所床はタイルカーペット。

古いマンションなので、

退去時の現状復旧は若干アバウトなようで、

タイルカーペットではないお部屋もあるようでした。

とは言えある程度の現状復旧を想定しつつ、

引越するまでの数日間でDIYを行うことに。

壁は塗装部分とクロスが混在していたので、

気になる箇所のみ左官仕上げとしました。

 

床は古材の足場板。

足場板は本来は厚さ35ミリが標準ですが、

既存の敷居などもあったため薄く挽いた物を利用しました。

まずはタイルカーペットを剥がし、現状復旧のために全て保管します。

この時、可能でしたらカーペット裏に番付をして、

戻す際にカーペットの位置がわかるようにしておいた方が後々ラクだと思います。

 

今回のマンションは古い事、事務所使用がOKで居住者が少ない事なども含めて、

フローリング利用が可能だったのですが、

ご自分でフローリングを貼る際は階下への音の問題で規約がある所もありますので、

その辺りは管理組合でよく調べてから行ってくださいね。

 

この足場板は薄いため、糸鋸でも簡単にカットできます。

カーペットの下は合板だったため、板裏に両面テープを貼り、

フィニッシュを打ちました。。

下地がCFシートの部分は不陸が酷く、

両面テープでは浮いてきてしまったため接着剤で貼っています。

ここは退去時にそのままでも良いか確認したところ、

雰囲気も良いので構わないとの事でそのままとなっています。

 

こうして床を杉のフローリング、

本棚とテーブルを古材足場板として当時の事務所が完成しました。

当時、事務所に来て下さるお客様や同業者、

友人達にも居心地の良い空間として好評でした。

 

小金井に移転する際もタイルカーペットだった箇所は現状復旧し、

板も一緒に引越しました。

その際、足りない分を再購入しようとしたのですが、

古材がない!との事で(最近の足場は、ほとんどが鋼製です)

新材の足場板を貼っています。

(若干違いがわかりますが、それ程ではありません)

fu

本来の無垢フローリングは厚さ12㎜以上が一般的ですが、

薄いタイプは軽いため扱いやすくDIY向きと言えるでしょう。

 

・使用した足場板はこちら。「wood pro杉足場板専門店」厚さ5㎜のものです。

・フィニッシュ釘とはこういうタイプ。ホームセンターで手に入ります。

・左官壁:こちらローラーでも塗れます。

これ以外にもホームセンターに練ったタイプがあります。

 

今日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

前回に引き続き、、、、

素足に気持ち良い無垢フローリングの良さを多くの方に味わっていただけたら嬉しいです♪

日本ブログ村ランキングに参加しております。

読んだよ!のぽちっとクリックしていただけましたら、幸いです♪ にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ

にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

カテゴリー
アーカイブ