前回のブログ更新から早1ヶ月以上が過ぎようとしています。。。。(๑・ .̫ ・๑)
毎日暑っつい!ですね。
時候は既に立秋。。。
みなさま、残暑お見舞い申し上げます。
この夏、店舗系のお仕事が続いておりまして、
1つは工事中、そしてもう1つはお盆直前に見積依頼をかけました。
ようやく、ほっ。
その足でお盆休みをいただき、ブログ更新が今日に。。。。汗
松戸のリフォーム現場、川口の古民家再生も着々と進んでおり、
そちらの記事もいずれUPしたいと思います。
今日は暮らしと家®️の記事のこと。
昨年訪れた南仏ですが、旅の余韻も遥か前のような、、、
あっという間に1年経ってしまいました。。。
暮らしと家®︎でUPしていた旅日記の方も、先日ようやく全行程をUPしました。
今回、私が担当したのはマルセイユの『ユニテ・ダビタシオン』
コルビュジェ設計の集合住宅になります。
↓ 外観。
バルコニーのこの色を決定する際、規則性を持たせないよう腐心したとか。
一部がホテルにもなっているので宿泊もしました!
↓ エントランスのガラスブロックも素敵♪
マルセイユのユニテ・ダビタシオンは大変有名な建築物ですので、
教科書にも、そして建築系雑誌や図版などにも掲載されており、
当然その存在は知っていたのですが(何て上から目線!!!笑)、
実物をこの目で見てみたいと思うようになったのは、
2007年に森美術館で開催された
コルビュジェ展がキッカケでした。。。
ここからは自分語りになってしまいますが(いや、いつもでしょ)、
当時、下の息子が治療法の確率されていない難病に罹り、
3年生存率が3%とか5%とか言われた中、奇跡的に最初の投薬で持ち直し、
抗がん剤や骨髄移植をせずにゆっくりと回復していた頃。。。
それまで『子供がまだ小さいから。』その後は『小学生だから。』と思いながら、
躊躇していたセミナーや趣味のコト。
瀕死の息子が回復してきた喜びは、
『かけがえのない家族』の存在を改めて実感したと共に
『自分が出来ないコト』を結局はその家族のせいにして
自分に呪縛をかけていたのでは。。。という想い。
そう、『行けなくても』『出来なくても』それは家族(子ども)がいるから。
そんな言い訳。
ひどいですよね。(´・_・`)
家族も大切だけど、自分も大切。
誰のせいにもせず、自分の人生を過ごそう。
この話とコルビュジェ展に何が関係がっ?と思われると思うのですが、、、
そう思えてから、いろいろ行動を起こすわけですが、
確か最初に行った建築展が、このコルビュジェ展でした。
実は上の子供が0歳の時に、まだ独身気分?だった私は息子を連れて、
某美術館の建築展に出かけたのですが、、、
まず入り口で引きとめられ、『ベビーカーは中に入れないので置いて行ってください』と。
上の子は大きめの赤ちゃんだったため、かなりしんどく、、、
そして静かにするよう細心の注意を払っていたので、満足に展示を見れず、、、
というトラウマもあり、遠のいていた建築展。
この時、ユニテ・ダビタシオンのメゾネットタイプの空間が
実物大展示されていました。
模型や図面で見る際は脳内で空間に変換していますが、
実物大のその空間は図書や模型では味わえない、コルビュジェのスケール感を体感でき、
そのヒューマンスケールに感動を覚えました。
黄金比を利用したと言われるコルビュジェの空間は、日本人にも馴染みやすい天井高さ。
あぁ、いつか機会があればユニテ・ダビタシオンに行ってみたいなぁ。
その想いを叶えた今回の旅。
内部の建築ツアーでは、そのメゾネットの部屋を見学する事もでき、
実物大模型とはまた違う体感を得られました。
↓ メゾネットタイプの部屋2Fへ向かう階段
天井高さは低めだけれど、2層分の吹抜けを介するので開放感あるリビング↓
階段の色もシックで素敵↓
余談ですが、個人的にはこの鉄筋爆裂が気になりました。
海が近いマルセイユ。
コンクリートの中性化が進んでしまうのになぁ。。。。↓
暮らしと家®︎では2回に分けて、ユニテ・ダビタシオンの記事をUPしています。
港町マルセイユでコルビュジェ設計ユニテ・ダビデシオンに宿泊♪_南仏旅行記Vol.14
旅も最終日♪マルセイユのユニテ・ダビデシオン見学_南仏旅行記Vol.15
また、私がUPしそびれてしまっていますが、
この他にも南仏旅行記をいいひさんと交替でUPしています。
素敵なフランスの伝統構法の住まいのコト、
人知れず存在するような、秘密の薔薇園のコトなどなど。
是非ご一読くださると幸いです♪
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。
暑い日がまだまだ続きそうですが、熱中症には気をつけましょう。
皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。
よろしかったら、過去記事も♪
オトナ女子の暮らすような二人旅in南仏_暮らしと家®️旅行記スタートしました!
Domestic architecture(ドメスティック・アーキテクチュア)アイリーングレイの建築に想う_暮らしと家®️南仏旅
日本ブログ村ランキングに参加しております。
読んだよ!
のぽちっとクリックしていただけましたら、励みになります♪
2件のフィードバック
スピカさん♪
こちらにも失礼いたします(^-^;
息子くんのことや美術館ベビーカーのこと色々。。折々にお話を聞いていましたが、文章で改めて読むと、ユニテを前にした時のスピカさんの感慨深そうな様子が殊更に腑に落ちました!
スピカさんの行動力の裏に、こんな想いが裏付けされていたのですね!
-家族も大切だけど、自分も大切。
-誰のせいにもせず、自分の人生を過ごそう。
本当にそうですね。胸に響きます♡
素敵な言葉をありがとうございました(*^-^*)
いいひさん、こちらにもコメントありがとうございます!!!
息子が小学生高学年になるまで、そう思わなかった自分も恥ずかしいですよね。。。
ユニテの空間をいつか体験してみたい。
そう思ってから時間が経ってしまいましたが、その体験をいいひさんと共有できた事も
あの旅の良き思い出となりました。
お互い、自分の信じる道を歩みましょうね♪