女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

地盤改良と狭小旗竿地_土地を選ぶとき

今日の東京は曇天。

週末は気持ち良いお天気だったので、

紅葉狩りに行った方もいらっしゃったのではないでしょうか。

足立区の狭小現場、、、

先週は配筋検査・コンクリート打設と順調に進んで居ます。

少し遅れてのUPですが、地盤改良時のコトを、、、(^_^;)

 

通常、建物を建てる前には必ず地盤調査を行います。

一般的な木造住宅の場合は「SSまたはSWS式(スウェーデン式サウンディング試験)」という

地盤調査を行う事が多いです。(RCや地下物件では、ボーリング試験を行います。)

これ、建物の位置や大きさが決定してからでないと、調査する事ができません。

何故なら、建物の4隅+中心で調査するため、、、、

土地を購入するときには地盤を確認する事はできないのです。

地盤の近隣データからおおよそを確認するのみ。

お隣は改良が必要地盤だったのに、こちらは必要ナシ。

また、その逆もあったりします。

 

さて、足立の現場は土地から購入でしたが、近隣データの状況からも

改良は必須でしょうという前提で、改良費用を見込んでローン計画を

立ててもらいました。

↓ 間取りが確定してからの地盤調査の様子

 

現場で立会っているときに改良が必要そうな事が判明し、

その後の地盤報告書にて改良する事が確定しました。

改良の方法もいろいろあります。

敷地が旗竿のため、機械の搬入も考慮して鋼管杭と柱状改良で検討しましたが、

何とか機械が入りそうとの事で、今回は柱状改良となりました。

↓ 改良時の様子

↓ 狭小地、重機の出し入れもシビアです。

 

↓ 幅2Mの竿部分からの重機の搬出。。。

 

痺れるね〜と言いながら、、、、

「無事完了できて良かったです。」との言葉を後に改良工事も終了しました。

 

地盤改良が済めば、基礎工事を始められますが、、、

ここの敷地、建築基準法違反のブロック塀があったため、

カッターを入れて高さを抑えるか、撤去するかで悩みましたが

近隣の状況も鑑みて、撤去する事に。

この後、ブロック塀の撤去工事を行いようやく基礎工事が始まります♪

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

 

よろしかったら、過去記事も♪

土地を選ぶ時~地盤調査のその前に

土地を選ぶ時~埋蔵文化財との付き合い方

 

日本ブログ村ランキングに参加しております。

読んだよ!

のぽちっとクリックしていただけましたら、励みになります♪

 

にほんブログ村 住まいブログ 自然素材住宅へ
にほんブログ村
にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

カテゴリー
アーカイブ