昨日はNCN主催の住宅政策セミナーに行ってきました。
現在、長期優良住宅、エコポイント、省エネ改修、、、、いろいろな施策が行われており、情報の収集に迷う事も多かったのですが、昨日のセミナーで今までモヤっとしていたことがスッキリ整理され、これからの設計事務所として施主に何を伝えるべきか・・・が、ハッキリしてきたように思いました。
クラシカメンバーのいいひ住まいの設計舎さん、アトリエオンドさんも出席されていたので詳細は「クラシカ隊がゆく!」でもお伝えしようと思います。
まずは今年、住宅の新築・リフォームを考えていらっしゃる方には、朗報がある・・・という事を。
住宅版エコポイントについては、いいひさんがとてもわかりやすくブログUPされていたので、ここではエコリフォームをまとめますね。
まずは、
◎工事の時期
→平成22年1月1日~12月31日に工事着手したもの(平成22年1月28日以降に工事完了したものに限ります)
◎対象となる工事内容
1、窓の断熱改修
2、外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
3、バリアフリー改修
さて、どれくらいのポイント?
◎発行ポイント数
新築と違い、エコリフォームは工事個所によりポイントが付き、最大300,000ポイントが限度となります。
この場合、1と2に対してポイントが付くのですが、ついでに!と一緒にバリアフリー改修をした場合にのみ、3にもポイントが付きます。(但し、3については50,000ポイントが上限なので、断熱リフォームで300,000ポイント分になってしまった場合は、利用できません)
具体的に何をどうするのか?
◎1、窓の断熱とは
二重サッシ、複層ガラスへの交換(ガラスのみの交換も可)
◎2、外壁、屋根、天井又は床の断熱改修とは
ノンフロン、認定を受けた断熱材を使用すること。
◎3、バリアフリー改修とは
手すり設置、段差解消などの工事をすること。
申請方法は?
◎申請期限
平成23年3月31日までです。
注意点は?
◎断熱材のリフォームは工事中の写真が必要です。あらかじめ、工務店さんや設計者にエコポイントを利用することを伝えてください。写真は申請者本人の撮影でも構いませんが、断熱材はボード類を張ってしまうと見えなくなるので、注意が必要です!
さて、エコリフォームをしてエコポイントをもらったら、所得税の特別控除・固定資産税の減額措置の申告もお忘れなく!(各種条件あり)
昨日の勉強会中「法を知らないものには、何もしてくれない」という言葉がありましたが、知らないと損をしてしまうなんて、もったいない!ので、リフォームをご検討中の方は是非断熱の事も考えてみてください。
断熱性能が上がることで、冷暖房費、そしてCO2の削減にもつながりますよ。
最後まで読んでいいただき、ありがとうございます!
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4件のフィードバック
瀬野さん
リンクありがとうございます。
着工後でも大丈夫みたいです。
リフォームで、今年に入ってからの施工現場があれば、
使えると思います。
施工写真やサッシ・断熱材の納品書なども必要です。
新築は長期優良住宅とエコポイントの併用はできませんので、
長期優良住宅の優遇を利用された方がお得だと思いますよ。
いいひさん
そうでしたねー
参加して良かったです!
いいひさんのブログが、とてもわかりやすかったので、
トラバとリンクさせていただいちゃいました。
ありがとうございます♪
こんにちは、
エコポイントの件で、お聞きしたいのですが
着手が22年12月31日まで、申請期限が23年3月31日までと言うのは、
工事を着手後の申請でも良いとゆうことでしょうか?
おはようございます♪
ホント、、充実した講習会でしたね!
>「法を知らないものには、何もしてくれない」
お施主さんにとって最大限良いことが出来るように、、
プロとして法を知って施策を知って、
日々の家づくりに活かしていきたいですね!