女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

夏の古民家で『涼の楽しみ方』講座を受け持ちました_心地よく暮らす

 

 

少し涼しく過ごしやすい日があると、その後の気温30度超えはキツく感じますね〜

体感温度って不思議です。

 

 

さて先日の土曜日(8月20日)は、三鷹市大沢にある『大沢の里 古民家』にて

市民向けの『涼の楽しみ方』講座を担当させていただきました。

サンカクスケールLLPの木村と共に

こちらの古民家で講座を行うのは、2度目。

昨年も企画されていたのですが、諸事情にて中止となっていました。

 

 

現在、大沢の里では『五感で楽しむ夏の涼』という企画展を行なっており、

この講座も企画展の一つです。

 

 

当日は感染対策もあり、15名定員を3回。

ご家族連れが多かったので、初回は定員を上回る17名の参加でした。

なんと、当日参加年齢の分布を聞いたため、、、、、(>_<)

どちらかというと、大人向けのパワポ、、、😅

急遽、お子さんでも分かりやすいように、お話を変えてみたりと悪戦苦闘しました。

 

・昔の住まいは『夏』を基準として建てられていた話

_茅葺き屋根と現在の断熱材/軒の出で日射を遮る/開放的な間取り/建具や仕上げ材の事/

南に広葉樹を植えるなどなど

・涼しさを感じる道具の話

_うちわや扇子/風鈴/冷蔵箱

・食べ物や涼しさを感じる行為

_打ち水/素足行水/氷の事/水羊羹やわらびもちの事

 

座学ではこんな話をさせていただきました。

住まいの話は、大人の方の方が興味がありそうで熱心に聞いてくださっていた印象ですが、

打ち水や素足行水はお子さん達が喜んでくれていました。😊

 

 

打ち水をする前に放射温度計で地表の温度を測り、、、、、

打ち水後に再度測ると、1〜2度下がっていて「おぉ!」となったり、

(実はお天気がイマイチだったので、こちらもホッとしたりして💦)

 

昔の冷蔵庫、「冷蔵箱」は映画「三丁目の夕日」でむつ子がシュークリームを

入れたまま、食べるのを忘れお腹を壊すシーンがありましたが(覚えている方、いらっしゃいますか?)、

その冷蔵箱に氷を入れておき、中には小さな駄菓子を仕込み、

手を入れて涼しさ体験と駄菓子のお土産を!

 

 

冷蔵箱は大人も子供も喜んでくれ、終了後は職員の方が作成してくれた

湧水の流れる竹で笹舟流しをして遊んでもらいました。

 

 

当日、職員の方々が浴衣を着る、、、との事で、私と木村も急遽、浴衣と甚平で講師を努めさせてもらいましたが、

真夏のエアコン無しの空間で、マスク+浴衣は暑かったです。。。。😭

昔と現代では気温や湿度も違い、夏を旨とした家の造りようはだいぶ様変わりしましたね。

断熱・気密をしっかり施した上で日射遮蔽を行わないと、

快適な暮らしが叶わなくなっています。

 

皆さんも熱中症に気をつけてお過ごしくださいね。

 

企画展は〜9月4日(日)まで行なっていますので、ご興味のある方は是非足をお運びください。

五感で楽しむ夏の涼のサムネイル

 

今日もここまでお付き合いくださり

ありがとうございました♪

皆様にとって、心地よく暮らしを楽しめる日々でありますよう。

 

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いごこちのいい場所探し~こども住まいの探検隊!

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