女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

自立循環アワード2012

早いもので12月。。。

東京はめっきり冷え込み、雪の便りもちらほら聞こえています。

 

先週は「自立循環型住宅研究会」の全国大会とも云える、

第9回フォーラムに参加してきました。

東京で行われている「関東ゼミ」での勉強を重ね、

今年の最終回では温熱測定の発表もさせていただいたので

こちらにUPされていると、友人から最近聞きました!)、

会場の大阪へ行くか迷いつつ。。。初参加してきました。

 

東大の前先生の基調講演に始まり、

全国からエントリーされた6名の発表者の方々のプレゼン、

その後のワークショップではプレゼンごとにグループディスカッションを行い、

その内容の発表・・・と、とても濃い内容でした。

 

私は番外編で発表のあった

「境パッシブハウス」を設計された茅原さんのグループに参加させていただきました。

Q値0.65の住まいは、

その性能の高さから「窓を開けない家」だそうで、

大変違和感を感じた私はこの辺りについて、質問攻め。

途中で同席された野池さんが、

シュミレーションにて窓を開けた際の室温グラフを見せてくれ、

茅原さんの住まい方のお話を伺い、

納得はしたものの考えさせられる事も多々ありました。

 

さて、今年のアワードの大賞受賞者は、

「土壁の住まいの可能性Ⅲ〜岩国の家」を発表された豊田保之さんでした。

 

そして関東ゼミのメンバーでもある、

参創ハウテック+カサボンさん、

中島工務店の中島創造さんの3名。

みなさん、おめでとうございます。

 

写真
他の発表者の方々のプレゼンも皆さんレベルが高く、大変刺激を受けました。

そして一括りに「自立循環型住宅」と云えど、

目指すべき性能も違えば、

もちろん立地などの諸条件によっても「出来る事」が変わってしまう事も再認識。

 

そう、都市型住宅や郊外型では形態も変わるように、

自立はなかなか奥が深く面白い手法だと感じています。

 

自立の手法を取り入れた、

気持ちよい空間と間取りで暮らす方を、

少しでも多く増やして行きたい。

 

そんな家づくりを進めたい。

熱く感じた大阪出張でした。

 

よろしかったら過去記事も♪

学びを活かすこと~パッシブな家づくり

 

今日もアクセスいただいた事、深く感謝致します。

皆さんにたくさんの幸せが訪れますように。

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