女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

しばしパーゴラの植物とお別れ。一戸建てのメンテナンス_24年目の外装工事

5年前にリノベした我が家。

本来ならばリノベした際に行うべきだったのですが、いろいろと事情があり、

築24年目にして外装工事を行う事になりました。

↓ この春の、モリモリのパーゴラの様子♡

 

 

マンションならば管理組合があり、購入時から積立修繕金をプールしながら、

長期修繕計画に基づき建物のメンテナンスを行っていきますが、、、

 

戸建て住宅の積立修繕金は、住まい手さんにお任せ。

工務店さんが定期的に盆暮れの挨拶に回り、御用聞きを行ってくれるところ、

節目節目の点検を確実に行ってくれるところ、などでは目安として

そろそろ外壁の補修を行う時期をお知らせくださったりもしますが、

費用もかかるため、タイミングを逃してしまう方もいらっしゃるのでは。

(かく云う我が家も、、、、(^^;)

 

建物は手を入れながら住んでいただければ長持ちしますが、

何もせずにいると劣化も早いです。

現代の建物は、サッシ周囲にはコーキングというゴム状のシール材を使用し、

防水を担保していますし(もちろん、その下も防水テープで保護しています。)、

サイディングにもコーキングは使用され、風雨や紫外線で外壁の劣化が進むため

防水や撥水効果も落ちていきます。

 

さてさて、我が家の場合は、、、、

築24年の建売住宅。

外壁は不燃外壁材の『ラムダ』です。

成形セメント板で出来ている、サイディングとでも言えばわかりやすいでしょうか。

(メーカーのURLは、こちらになります。)

 

耐水性のある製品ですが、さすがに20年目あたりから

台風の後など撥水効果は無いなぁという感じでした。

 

サイディング全般に言えますが、製品そのものに耐水性があっても

その突きつけ部分のシール材は切れてしまうと、そこから水が入るため、、、

やはりメンテナンスは欠かせないものです。

特にこのラムダは内部が中空になっていまして、

劣化してこの中空部分から水を吸ってしまうようです。

(水が抜けてしまえば、大丈夫です。)

 

通常、外装工事は

1)足場建て

2)高圧洗浄

3)コーキング剥がし

4)クラック等の補修

5)新たなシール材を打つ作業

6)防水材や撥水材の塗布

上記のような工程になっています。(RC造もほぼ同じです)

 

我が家も同じような工程となります。。。

 

打合せなどでおいでいただいた方はご存知かと思いますが、

玄関前に後付けのパーゴラがあり、季節に花を咲かせてくれていました。

 

足場を掛ける事になり、、、

植物の撤去が必要に(T ^ T)

わかってはいた事なのですが、、、、

モリモリに育ってきていた、

アンジェラ、テイカカズラ、ジャスミンを切るのが忍びなく、、、

足場屋さんが綺麗に外して避けてくれたら、それでも可能かも。と

言ってくれたのですが、割と自然に任せてパーゴラに這わせてしまったため、

簡単には外れない😿

という事で大胆に伐る事になりました。。。

 

 

↓ 元に戻るまで、どれ位かかるでしょうか。。。

 

 

只今、足場とシート掛け中のため、

お天気の良い日に、、、

洗濯物が干せないコト。

窓を開けられないコト。

陽だまりが部屋の中に無いコト。

シーラーの化学的な匂いが部屋の中に入るコト。

こんなにストレスになるとは、という想いです。

 

早く足場が外れないかなぁと思いつつ、日々を過ごしています。

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。

皆さまにとって、住まいが心地よい場所でありますよう。

 

よろしかったら、過去記事も♪

狭小住宅のちいさなパーゴラ_今年の我が家

空間の記憶_リノベーションをする意味

花咲く頃に_我が家へ

10年。その後の暮らし

 

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