女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

葉山の終の住処|空間のチカラ

 

 

 

久しぶりのブログ更新です。

7月から更新が止まっていますが、今年の夏も暑く、、、

11月上旬までなんだかんだと暑い日が続きましたね。

 

そして突然の晩秋〜からの冬!!!

日本の四季は何処に、、、、😭

 

さて、この間にシャビーシックなマンションリノベのSさんから

2期工事のご依頼をいただき、メゾネットの下階の改修も竣工しました。

(ブログ途中になってしまっています💦)

 

加須の曳家工事の現場も遅れ気味ながら、大工さん達が頑張ってくれ

曳家も戻り来年からは大屋根工事が進む予定です。

 

また伊豆高原で水回りの2期改修工事。

昨日ようやく見積金額が合意でき、年明けから工事開始です!

 

そして7月から新たに設計の始まった葉山の新築のお住まい。

写真は現在のお住まいからの景。

 

 

うっとりするような夕景を毎日眺めて暮らしていらっしゃるTさんご家族。

この夕景を『うるうるタイム』と呼んでいらっしゃいました。

本当にうるうるしそうな、素敵な景色です。

 

実は初めてお会いした際にご主人から、、、、

『終の住処は地獄だから、何も期待していない』と言われて

意味がわからずとても驚いたのですが、奥様がすぐ補足してくださり

合点がいきました。

 

この住まいを、この景を愛するご主人。

できれば最後までこの家に住んでいたかったそうですが、

道路から玄関までが24段ほどの階段を上がる必要があるのです。

24段だと約2層分上がる事に、、、、😅

さらに玄関を入ってリビングは2階、、、、

ご主人は足を悪くしてしまい、毎日の通勤の階段がキツいそう。

色々と模索したけれど、道路から玄関までのアプローチがなだらかな土地での

住み替えをする決心をされたとか。

新しい土地はゆるい段差で道路につながる代わりに、

海も富士山も見えません。

 

そこで前述の言葉が、、、、

素敵な景は見えなくなってしまいますが、

心地よい空間で暮らしていただけるよう、

窓で切り取った景が少しでも好きな景色となるよう、

腐心して設計を進めています。

 

ご主人様の居場所コーナーなどもプランに盛り込み、

打合せが進んだ最近は新しい住まいへの期待度も

少し上がってこられたご主人さま。

 

年内最後のお打合せでは模型をお持ちし、大変喜んでいただきました。

↓ 屋根の勾配や窓が少し変わりますが、模型

 

 

着工は来年4〜5月頃の予定です☺️

 

終の住処、、、

リタイアして家にいる時間が長くなるため

若い頃とは望む事もまた少し変わってきますね。

それでも住まいの心地良さや動線の良さなどは変わらず

自然素材を多用しながら、スピカらしい空間となるよう

私も楽しみながら設計していきます。

 

スピカ建築工房は

2024年12月29日(日)より2025年1月5日(日)まで

お休みいたします。

お問い合わせいただいたメールのお返事が遅くなりますこと、

ご了承くださいませ。

 

本年もここまでお付き合いいただき

ありがとうございました♪

良いお年をお迎えください。

 

よろしければ過去記事もどうぞ(別ページで開きます)

シャビーシックなマンションリノベ|サラ・グレースさんに憧れて
家族が笑顔になる住まい_松戸のリノベーションお引き渡し
趣味のための玄関土間を持つ住まい_三鷹の築30年母と娘夫婦の二世帯リノベ

 

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