先日までの寒さが和らいだ感のある今日。
構造リフォームの現場打合せに行ってきました。
都心の木造店舗、
築46年ほどですが、
間口が広く奥行きが1間(1820㎜)ない箇所もある、狭小建物です。
「元の雰囲気を残す」というご希望があるため、
壁材などを手作業で一枚づつ剥がしてもらったため、
かなり時間がかかっています。
リフォームは剥がしてみないとわからない部分が多く、
見積もり変更などが起こってしまう事もあります。
今回は、店舗という事もあり、
何度もいろいろな手が入り、
増改築を繰り返されている物件で,
私も開けてびっくり!な状態でした。
以前から雨漏りがあり、補修をされたそうなのですが・・・・
長年、雨にさらされた箇所は土台・柱が腐っていました。
そして、何故か理解に苦しむ補修の跡。
愛のない工事跡に、関係者一同うーん・・・・
耐震補強のために構造計算もかけてもらいましたが、
さてどうやって施工していこうかと、皆で知恵を絞ってきました。
一戸建てのリフォームをされる場合は、
信用できる工務店に頼むのはもちろんなのですが、
構造的にも大丈夫か検討してもらうことが大切です。
どんなにきれいに内装工事を行っても、構造がきちんとしていなければ、危険ですから。
耐震診断は設計事務所でも対応していますし、
市町村でも耐震診断士を派遣してくれる所も、助成金を出している所もあります。
気になる方は、役所や設計事務所、工務店などに相談してみてください。
そして安全な建物を手に入れましょう。
暖かくなった・・と思っていましたが、やはり現場は冷えますね~
最後まで読んでいいただき、ありがとうございます!
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