東京は素敵な青空!
う~ん、これが昨日だったら良かったのに。
昨日は雨の中の杭確認。
現場確認する日は晴れてる方が良いな・・・とは思いますが、
雨なら雨で敷地で確認出来る事も沢山あります。
特に今回は整備された住宅街ではないので、
雨水の流れ方や水はけなどの確認も。
今回の敷地・・・
地盤状態は悪くなく、
RC造の方は杭もなく施工される予定ですが、
木造の方は鋼管杭という細い筒状の杭を打ちます。
この敷地はがけを背負っており、
そのための擁壁が必要になるのですが、
万が一崖が崩れてその上の土量を受ける時の事を考慮しての杭なのです。
崖地は敷地に余計なお金がかかる・・・
と言われる所以は、このような擁壁などが必要になるからですが、
その分土地の金額が安かったり、
眺望が良かったり・・・と、
メリットがある場合もあるので(無い場合もありますが)、
土地を購入する場合は、
専門家に相談したりボーリングデータの確認をした方が良いと思います。
鋼管杭の先には羽が付いており、
回転させながら指定した箇所に打っていきます。
この後、指定した高さで杭をカットし、
蓋をし、鉄筋を溶接し、基礎配筋と緊結していきます。
長靴持参で行ったり来たり、、、、
長靴を履いている時って、
何だか何をしても良いような気がしてしまいませんか?
汚れてもOKだと思っているからなのか?
童心に戻りわくわくするような、、、、(笑)
泥の中を歩きながら、
敷地内から見える荒れた海を眺め、
建物の中から見えるであろう景色を再確認。
現場を後にしました。
泥んこになった長靴を洗い、
のんびり過ごしました。
GWの始まりですね。
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4件のフィードバック
kaoriさん
こんにちは。
コメントありがとうございます♪
建築は芸術性も持ち合わせているけれど、オブジェではないので
(そういう位置づけのものもありますけど)・・・と、
どうしても感じてしまいます。
美しくても使い勝手が悪くて、我慢する建築は、私は嫌だなぁと。
その建築の持たされた使命にもよるのでしょうが、
特に住宅では強く感じてしまうのです。
kaoriさんも同じ想いで仕事をされているのですね~
spicaさん こんばんは。
コメント欄の、建築家≠芸術家に
つい同同感しまして、コメントしました!
大学時代に、建築家=芸術家 VS 建築家≠芸術家で随分議論したことありました。
私はspicaさんと同じ「建築家≠芸術家」派でしたけど、大学ではそうでもない人も多かったです。
きっと、そういうところが、今よくある建築家批判の芽になってたりして、なんて思うこともあります。
長靴の写真をみていると、spicaさんの奮闘ぶりが、勝手ながら想像できますー。
WAWAWAさん
こんにちは。
前回のコメントのお返事を書く前に!
(すみません、さっき書いたので良かったら読んでくださいね)
長靴、やっぱりそうですか?
私、楽しくなってしまって水たまりに入りたくなってしまうんですよね(笑)。
信頼感・・・そう感じていただけたら嬉しいです。ありがとうございます。
普通の建築士は、たぶん皆さん同じようにハードとソフト、
両方考えて設計されていると思います。
建築家≠芸術家と、思う所以です。
こんにちは。
分かりますよ。
長靴を履くと、水たまりをバチャバチャやっても、
すこしくらい服に泥がはねても、OK・・な気がしてきます(笑)
工法など、いわゆるハードな面というか実用的な面と、
意匠はもちろん、そこから見える景色とか・・ソフトな面と、
様々な要素を隅々まで考えながら進めていく様子が伝わってきて、
ブログ上とはいえ、スピカさんへの信頼感が増してきます。