女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

左官いろいろ~クスノキ石灰

ユニット仕事のプロジェクトは、

外観がだいぶ進み内装工事が始まろうととしています。

 

今回、RC造の外壁で使用するのは、

水硬性石灰のクスノキブーム。

 

先日、現場では左官の大森さんがクスノキ石灰の塗り指導に来てくれ、

試し塗りを行いました。

 

Kusu01

Kusu02

日本の漆喰は「気硬性」と云って、空気中の二酸化炭素に反応して堅くなりますが、

こちらは「水硬性」

水分に反応して堅くなるようです。

ローマ時代から使用されている石灰と同じだそう。

 

今回のプロジェクトでは、

同じ敷地内に私が担当させてもらっている木造棟があり、

こちらは「土佐漆喰」。

 

和の漆喰と洋の漆喰。

どちらも趣があり、

良い感じに仕上がってきました。

Kusu03

 

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4件のフィードバック

  1. WAWAWA@ガーデンハーモニーさん
    こんにちは。コメントありがとうございます!
    水硬性は下地が濡れていないといけないようでしたが、確かにバインダーがいらないので、私も今回使用してみて、良いなぁと思いました。
    クラックはどうなんでしょうね。
    いろいろ知りたいところです。

  2. スピカさん、お久しぶりです!
    深く自然素材を追究する方々にとっては、
    水硬性漆喰だと、接着剤問題がクリアに
    なるので、
    安心だなあ~と良く思います。
    みゆうさんが書いていたクラックについては、
    水硬性漆喰の場合、塗っているまさにその最中の
    湿度や風が大きく影響するような気がしています。

  3. みゆうさん、こんにちは。
    水硬性の方が早く硬化しますが、クラックなどはこれから観察が必要ですね。
    また新たな情報を仕入れたら、お知らせしますねー

  4. 「気硬性」と「水硬性」、仕上がりや割れの出方が違うのでしょうか?
    また、仕上がり具合を教えてくださいね!
    私は一番最初に仕事で担当した物件が外壁漆喰塗でした。
    割れなどに対して気づかいが大変でしたが、コツなどについてもまた教えて頂けたら嬉しいです!

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