昨日はこれから土地を購入する方に同行して、土地を見てきました。
事前にメールで土地についてご相談を受けており、アドバイスをさせていただいていたのですが、写真とその土地に立って肌で感じることは、また違うと思います。
私たち建築士は、法的にクリアされている土地（接道、持分、埋蔵文化財などなど）ならば、与えられた条件の中で最大のパフォーマンスを発揮することが仕事だと思いますが、実際にこれから土地を購入される方にとっては、一生に一度に近い、大変大きな買い物になることは間違いなく・・・・
やはり、条件の良い土地を手に入れたいと思われると思います。
接道、方位、水はけ、擁壁、地盤、近隣環境、眺望、日当たり、風通り・・・・そしてコスト！
すべてを満足する土地に出合えれば最高ですが、なかなか全てとはいかないのも、現実かもしれません。
法的なものはクリアされていても、、、そこから先は購入される方の好みも大きいのではないかと感じます。
曰く、「囲まれている土地の方が安心」という方がいらっしゃる一方で「開放的な土地の方が好き」な方も。「便利な都心が良い」に対して「自然環境の良い郊外が良い」と思われる方も。
昨日見せていただいた土地も、条件としては良いと思いました。
私が出来るのは法的な問題や建物を建てるときの諸条件をクリアできる土地かどうか・・・・それぞれの土地のメリットデメリットの説明（これがかえって混乱を招いたかも）という、客観的な静かな後押し。
ここから先の決定はお客様にあると思うので、待つのみ。
ローンを組まれるお客様には、銀行用の簡単なプランもお出ししています。
土地を見せていただくと、建物のイメージが膨らむので楽しみでもありますね。
※ブログのカテゴリーの中に、「土地」に関する事がなかったので、改めて作ってみました。
良かったら過去記事も・・・住まいを建てる土地
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