日本民家再生協会(日本民家リサイクル協会から改名されました)の核ともなる講座、「民家の学校」の10周年イベントが行われました。
春から始まり、年末に終わる講座は、月1回を目安に合宿も織り交ぜ、民家の魅力をさまざまな形で引き出し、民家の成り立ちやその構成、素材などを学べます。
和物好き、古民家好き、仕事絡み・・・などなど、参加される方の動機も様々。
また年齢層も様々です。
OB参加のできる講座もあるものの、1期から10期までが揃う機会は珍しく、大変楽しい会となりました。
東急東横線綱島駅より徒歩15分程の重要文化財、「飯田邸」をお借りしてのガーデンパーティ。
写真は長屋門。
繁華街を抜け、大通りを少し入った住宅街に突如現れる古民家に、圧倒されます。
この長屋門をくぐりぬけると、芝の広がるお庭と母屋。
茅葺屋根も美しく、何だかタイムトリップしたような気になりました。
こちらのお宅は代々続く名主さんで、その昔は裏の山に氷室を作り、財を築き上げたとか。
温暖化の進んだ現在、渋谷に電車で30分のこの場所で氷が作れ(家の周りには、お堀もありました!)、それを保存できたとは・・・別の意味で考えさせられました。
さて、私は8期生。10年続いた学校の中では、まだまだひよっこですが、他の期の方とも交流させていただき、有意義な時間を過ごしてきました。
私自身、迷いつつ民家の学校を受講し、沢山の方と出会い力をもらいました。
大袈裟かもしれませんが、あそこで1歩を踏み出した事でいろんな意味で前へ進めた気がします。出会えたいろいろな方に感謝したいと思います。
きっと、どの期の方も自分の期が一番!と、思っていらっしゃる事でしょうが・・・
私も自分が8期生で良かったと、思うのでした(笑)。
現在10期生が受講されていますが、11期生の募集は来年1月から始まります。
興味のある方は、是非参加してみてくださいね。
最後まで読んでいいただき、ありがとうございます!
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