女性建築士のパッシブな家づくり~スピカ建築工房~

日常の小さな幸せをかみ締める

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「ファッションでは命は救えないけれど、

人をハッピーにしたり、

考え方を変えさせたりする力がある。

悲しいニュースが流れる時こそ、

日常の小さな幸せをかみ締めなくては。

美しいものと触れることは、

大きな力を持つはずです。」

朝日新聞2011年11月26日be紙面より抜粋

 

上の言葉は週末の新聞紙上に掲載されていた、

ポール・スミス(ファッションデザイナー)のインタビューの言葉。

今の私の心の琴線に触れたのでシェアさせてください。

 

建築は芸術というか文化でもあると思いますが、

住宅はそこに住まう方がいる限り、

芸術作品ではないと常日頃考えているのですが、

それと「美しくない」はイコールではなく。

やはり美しくあるべきだと、

私は思っています。

 

以前、

誰かが

「住みやすい空間より、住んでみたい空間」を目指すと

おっしゃっていましたが、

私個人は

「住んでみたら、住みやすかったという空間」を

目指したいなぁと。

 

そしてその空間に置く

家具であったり、

食器だったり、

そんな小さなモノも

お気に入りの美しいモノに囲まれて、

施主が幸せを感じてくれたら本望ですし、

自分もそうでありたいな・・・と思うのです。

 

住まいという空間で、

何気なく幸せを感じ取れたら・・・

 

最近の私の小さな幸せは、

お客様が開催された陶器展で購入した、

蓋付きガラス瓶(陶器じゃないです・・・)。

 

何を入れるでもなく、

その揺らぐガラス瓶を眺めると幸せ~な気分になります(笑)。

 

今日もアクセスいただき、感謝です。皆さんに幸せが訪れますよう。

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