またまた先月の話です。
木場にある、ひでしな商店という古材屋さんを
お客様、大工さんと共に訪れてきました。
現在設計中の千鳥のいえで使用する予定の建具。。。
今回は伝統構法、土壁の家となります。
全体的に古民家風の雰囲気を出したい・・・という事で、
古材も利用することになりました。
床板も一部古材を利用するのですが、床暖房も使用する予定のため、、、、
ひでしな商店さん、大工さんと吟味。
古材の無垢床材で床暖房は聞いた事が無いと、
床暖房メーカー、古材屋さんの意見でしたが（私も初めての経験です）、
大工さんは「古材の方が十分に乾燥しているので、あまり狂わないと思う」との事。
お客様にはリスクもご説明し、納得いただいた上で、
今回は低温式の床暖房で対応する事にします。
古い材料は、脆いものや寸法にばらつきがあったりするので、
購入する際は、やはり設計者や施工者に相談しながらが安心です。
インテリア的に少し利用するモノでしたら、
ネットで購入しても大丈夫だと思いますが、
やはり味わいが大切なモノ、、、、
出来れば、ご自分の目で確認した方が良いでしょう。
ひでしな商店さんでは、何枚もの建具を出してもらい、、、
現在製作すると、とてつもない金額になるだろうと思われる、
欅の一枚板戸などをお客様に購入してもらいました。
その後、その場で採寸。
今回は建具ありき・・・なので、
基本プランはあるものの、建具寸法に合わせて柱の位置などを決定します。
木場は海に近いせいでしょうか、
暑い日でしたが気持ち良い風の流れる場所でした。
