早いもので12月。。。

東京はめっきり冷え込み、雪の便りもちらほら聞こえています。

先週は「自立循環型住宅研究会」の全国大会とも云える、第9回フォーラムに参加してきました。東京で行われている「関東ゼミ」での勉強を重ね、今年の最終回では温熱測定の発表もさせていただいたので(こちらにUPされていると、友人から最近聞きました!)、会場の大阪へ行くか迷いつつ。。。初参加してきました。

東大の前先生の基調講演に始まり、全国からエントリーされた6名の発表者の方々のプレゼン、その後のワークショップではプレゼンごとにグループディスカッションを行い、その内容の発表・・・と、とても濃い内容でした。

私は番外編で発表のあった「境パッシブハウス」を設計された茅原さんのグループに参加させていただきました。Q値0.65の住まいは、その性能の高さから「窓を開けない家」だそうで、大変違和感を感じた私はこの辺りについて、質問攻め。途中で同席された野池さんが、シュミレーションにて窓を開けた際の室温グラフを見せてくれ、茅原さんの住まい方のお話を伺い、納得はしたものの考えさせられる事も多々ありました。

さて、今年のアワードの大賞受賞者は、「土壁の住まいの可能性Ⅲ〜岩国の家」を発表された豊田保之さんでした。そして関東ゼミのメンバーでもある、参創ハウテック+カサボンさん、中島工務店の中島創造さんの3名。みなさん、おめでとうございます。

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そして一括りに「自立循環型住宅」と云えど、目指すべき性能も違えば、もちろん立地などの諸条件によっても「出来る事」が変わってしまう事も再認識。そう、都市型住宅や郊外型では形態も変わるように、自立はなかなか奥が深く面白い手法だと感じています。

自立の手法を取り入れた、気持ちよい空間と間取りで暮らす方を、少しでも多く増やして行きたい。そんな家づくりを進めたい。熱く感じた大阪出張でした。

 

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