ワークショップ次回は【古色塗り】と、書いておきながら・・・

かなり時間が経ってしまいました!

熱海の現場は無垢材の表わし。

今回は「古色塗り」としました。

◎古色塗りとは・・・柿渋に顔料など(松煙など)を混ぜた塗料のこと。

かなばかりの確認の際、工務店さんの事務所にてサンプル作り。

木材の種類によっても色の乗り方が違うので、欅・杉・松などなどに塗ってみます。

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 調合を控えるのを忘れずに(笑)。

柿渋+顔料(松煙、べんがらなど)の配合で色味もかなり変わってしまうので・・・

試しにオイルを混ぜてみたら、しっとりして良い感じに(特に欅がっ!)。

・・・・が、今回は「柿渋+べんがら+松煙」としました。

濃い色の梁や柱も素敵ですが、個人的には柿渋のみの木材の色がとても好きです。

そんな訳で蔵棟は小さい空間という事もあり、柿渋塗りをお勧めしてみました。

柿渋は渋柿の汁を発酵させた、古くから使われる自然塗料。

これのみで使用すると、着色されているのか最初はわかりません。

だんだんと色が現れてくるかのように、発色します。

今回は木材に塗ってきてもらいましたが、現場で塗布では未塗装との判別が付きづらく・・・・時間が経って、変色していないところを発見!なんて事もあるそうです。(施主施工した友人談)

そして蔵内部。やっぱりいい感じ♪

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