この度、ようやく地鎮祭の日を迎える事ができました。
気持ちの良い晴天にも恵まれ、敷地内の桜が咲く中、遠くに海を望みながらの地鎮祭。
施主、ゼネコンさん、工務店さん、造園業者、設計関係者・・・と参加者も多く、その後現場打合せも兼ねました。
地鎮祭とは、読んで字の如く「地の神様を鎮める儀式」ですが、最近はやらないで済ませたいという施主の方もいらっしゃいます。
・・・が、自分の統計的にその後何かしら問題が生じてしまう物件(ボーリング調査も行ったのに、掘ってみたら産廃が出てきた・・・や、竣工後いろいろな事情で他の方が住む事になったり)を振りかえると「そういえば地鎮祭をやっていないなぁ」と思う事があり、偶然かもしれないのですが出来ればやっていただけるよう、施主の方にはお話させてもらっています。
そもそも地鎮祭はその土地を清め、土地の神様を祀り、工事の安全を祈願するもの。神前式だけではなく、仏式、キリスト教式でも行われるようです。
工務店さんによっては、全ての準備を取り計らってくれる所もありますし、施主がご自分で神主さんをお願いする事になる場合もありますので、施工契約の時などに工務店さんや設計者の方に相談してみてください。
私も工事の安全、滞りない竣工を祈願してきました。
式後は地縄確認(実際に建つ、建物の位置にテープが張ってあります)。
敷地内、接道とに高低差があり、仮設の道路が当初予定していた箇所に出来ない事がわかり、造園屋さんと敷地内の樹木の移植や伐採などの相談も。
材木の搬入や、土壁用の土置場、移植樹木の仮置き場・・・など、広い敷地内で場所の取り合い状態になってしまうため、綿密な打ち合わせが必要なのですが、各業者間の連絡や譲り合いがスムーズで気持ちの良い現場です。
竣工まで長い現場となりますが、無事に竣工しますよう。
最後まで読んでいいただき、ありがとうございます!
↓日本ブログ村ランキングに参加しています。
クリックしていただけると嬉しいです。