木の建築フォラム主催の「木材塾」全4回の講義が昨日終了しました。

講義は東大名誉教授の有馬孝禮先生。

有馬先生の著書を使用しての講義でしたが、木材の基本的な話から現在の日本の林業の状態、使い時の木の話。

そして循環型社会としての木材の利用と、それを支えるための方策など。

本自体も読みやすく、わかりやすいのですが、本に書ききれなかった先生の想い、その解説なども交えての講義は毎回興味深く、楽しいものでした(徹夜明けで1回休んでしまい、聞き逃した回が心残りですが・・・)。

先生のお話を伺っていて、「木は生き物」だけれど、死んだモノ(死んだ細胞)を生きたモノ(生きてる細胞)で支えている生物。という捉え方をする事が不思議でもあり(聞けばその通りなのです)、初回に「長所は短所、短所は長所。それを理解して提案してくのがプロ」というお言葉に、とても感銘を受けました。

昨日の講義を聞いていて、自分が今まで興味があって受けてきている講義や、信じて進めていきたいと思っていること・・・などが、つながっている事を感じ、何とか進めたいなと。そして、きっと、もっと努力が必要なのだろう・・・と感じました。

その後の懇親会は、東大農学部内のレストラン「アブルボア」内にて。

おこわのお店らしいですが、この日はメニューにはない?ディナーコースを堪能しました!昨年9月にオープンしたばかり、の空間で、受講生の方達と交流を深めてきました。一般の人も利用できるらしいので、是非。

そして、その有馬先生の講演会が3月27日にありますので、興味のある方は是非どうぞ。

「今、なぜ木造建築か」-木材の視点でみる

開催日時:3月27日(土)13時から17時

会場:工学院大学 0514教室

会費:4,000円(フォラム会員3,000円)

申し込み先:NPO木の建築フォラム事務局(申し込み用紙はこちら

 

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