先日、半年にわたる「すまい塾」が終了しました。
最終回は卒業制作の発表会、そして構造家の播 繁氏(長野オリンピック会場のエムウェーブ設計)の特別講演という、緊張とお楽しみの背中合わせのような回でした。
播さんはSE構法の産みの親でもある方なのですが、講演の中でSE構法を広めるために代官山で行った展覧会の話をされていました。その展覧会、かれこれ10年位前の話ですが、偶然、現場帰りに先輩と「久々に代官山のヒルサイドテラスを見て帰ろう」と盛り上がり、通りがかりに入場した思い出があります。
ちょうどレセプションパーティの日だったらしく、出展されていた建築家の方も見えていて、何故かそのまま乾杯の席にも同席でき、現場帰りの埃にまみれた先輩と私の約2名は、華やかな会場で浮いていただろう・・・・と、気恥ずかしい思い出でもあります。
・・・・が、その播氏の講演をNCN本社で10年後に聴くというのも、不思議な気持ちであり、木造好きな自分としてはワクワクした時間でした。集成材と無垢の地場の丸太を組み合わせた構造など、もっと時間をかけてお聞きしたい話でもありました。
卒業制作は皆さんの考え方が十人十色で興味深いものが多く、参考になりました。
これで終わりとせず、これからCASBEE・自立循環型住宅など学んだ事柄をいかに設計に活かせるかが課題ですね。頑張ります!